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資金30万円以下で買える「今から上がる株35銘柄」“神の投資家” 5人が推薦

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.02.23 20:00 最終更新日:2021.02.23 20:00

 

資金30万円以下で買える「今から上がる株35銘柄」“神の投資家” 5人が推薦

 

 前出の杉村氏と藤本氏は、奇しくも同じ銘柄を推奨してくれた。それが【天昇電気工業】だ。プラスチック成型で自動車や家電の部品を作る会社だが、その技術で医療用廃棄物用のゴミ箱も作っている。

 

「密閉して焼却炉にそのまま捨てられるような、有毒ガスを出さないプラスチック製のゴミ箱です。これが今回、コロナで特需状態になっています。ワクチン接種が始まれば、ゴミ箱の需要も莫大な量になるはずです。

 

 コロナが業績にプラスの影響を与えている企業は、ほかにもあります。たとえば【不二精機】は、自動車部品の金型製造の会社ですが、注射器の金型の分野でも、国内シェアがほぼ100%なんです。

 

 また、生活家電のメーカーとして知られる【ツインバード工業】は、小型の保冷庫も作っているのですが、これがワクチンを低温で保管するために最適だとして、大量の注文を受けています」(杉村氏)

 

 杉村氏はコロナの影響そのものだけでなく、「ポストコロナ」で注目を浴びそうな企業にも注目する。

 

「今回、新型コロナウイルスでダメージを受けた業種の代表といえば、ホテルや航空などの観光関連業、外食、百貨店などです。【エイチ・アイ・エス】などは、現在はツアーも開催できず、業績悪化で支店の統廃合などをおこなっていますが、コロナ禍が明けたらよくなるはずです」

 

 さらに杉村氏が挙げるのは、「成長」「政策関連」というキーワード。

 

「新型コロナウイルスのような大騒動のあとには、技術革新やイノベーションが必ず起こります。その可能性がある企業が『成長株』です。私がすすめたいのは【北川精機】。プリント配線基板の製造装置を作っている会社ですが、自動車の軽量化技術で注目されています」

 

 また、政府主導のプロジェクトに沿ったビジネスを展開している企業として、杉村氏は【五洋建設】を挙げた。

 

「洋上での風力発電建設を得意としています。CO2削減を目指す国の政策とマッチしていることから、業績アップが期待できます」

 

 マーケットのプロが愛読するメルマガ「兜町カタリスト」の編集長、櫻井英明氏は、日本を代表する大企業の名前を挙げた。こちらも、国策と深く関係している。

 

「【日本電信電話】は、NTTグループの持ち株会社です。同社は次世代通信の5Gどころか、その先の6Gを見据えています。2020年秋、4兆3000億円でNTTドコモを完全子会社化すると発表しましたが、それもいずれ功を奏すでしょう」

 

 

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