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日本のエモい「工場夜景」全国から選りすぐった15選
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.03.03 16:00 最終更新日:2021.03.03 16:00
絡み合う配管、炎を噴く煙突、暗闇に浮かぶ巨大プラント……無機質な光景が、夜には壮麗な姿に変わる。そんな「工場夜景」は、2008年に川崎でおこなわれたツアーのヒットで注目され、人気を集めてきた。
観光資源として活用する自治体も増え、2011年からは「工場夜景サミット」が開かれている。そこで開催されるフォトコンテストには各地から数多くの作品が集まるという。
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「運河の橋を入れたり、富士山を背景にしたり、地域の特徴を捉えた作品が多く、見ごたえがあります」
そう語るのは、コンテストをタイアップ企画した東京カメラ部株式会社の野中裕太氏。
「画像編集ソフトでのレタッチも写真表現の個性と捉えています。工場夜景写真の基本は長時間露光。つまりは、そもそもヒトの目では見えない、カメラならではの表現なのです」(野中氏)
長時間露光により、たなびく煙や光跡がさらに幻想的な光景を演出する。それも工場夜景の愉しみなのだ。
次のページでは、12のサミット加盟都市で撮影したフォトコンテストの入賞作を、撮影者のコメントとともに紹介する。