達人が見つけた「山手線」駅前ザクラ一挙公開…お花見自粛で挑戦！

東京駅前の桜

「2020年の緊急事態宣言前、『例年ならば全国の桜を追いかけているはずなのに』と思いながら近場をブラブラしていて、『東京を “周回” してみよう』と思ったんです」

　こう話すのは、カメラマンのピート小林氏。そして乗り込んだのが山手線。朝8時に駒込駅をスタートし、21時までかかって一周して「駅前桜」を撮影した。

「マイルールは（1）駅からいちばん近くで見つけた桜を撮影、（2）一輪でも咲いていれば可、（3）なければ、造花やマンホールでも可。760円の一日乗車券が大活躍しました（笑）」

【写真多数あり】駅前ザクラ一挙公開

　開業直後の高輪ゲートウェイ駅だけは桜を発見できなかったが、残り29駅で桜を撮影することができた。ここでは天然の桜の写真を公開しておこう。

「非常に充実した一日になりましたので、皆さんもぜひ！　コロナが収束したら、大阪環状線でも挑戦したいですね」

●ピートこばやし
前世紀生まれ。基地と米国で雑役夫・バーテンダー。帰国後、ME博報堂、電通を経てフリーランスに。桜・案山子・甲子園を追うカメラマンであり、コピーライターであり、英会話トレーナーでもある。著書に『にっぽんお宝桜撮影行』（エイ出版社）、『カカシバイブル』（東京書籍）などがある