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【昭和郷愁館】おみくじルーレット、水飲み鳥、パフェの “喫茶店セット”…総額は?
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.04.15 16:00 最終更新日:2021.04.15 16:00
コレクションのポリシーは「昭和平等」。お菓子の袋から、レアなレコード、高価な切手まで、“あの時代” を彩ったものなら、なんでも平等に集めてきたコレクター社長・大崎潔氏が、10万点を超える所蔵品から誌上公開する本誌新連載。
第12回は、おみくじ器に水飲み鳥、そしてパフェ(のサンプル)という、昔なつかしの “喫茶店セット”。総額は……約5万円だ。
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大崎「今回のテーマは『昭和の喫茶店』です」
写写丸(以下、写)『ありましたよね〜、おみくじ器』
大崎『昔は上部がルーレットじゃなくて、灰皿になっているものが多かったんですよ。じつはこれ、製造しているところが1社だけあって、今でも買えるんです。中身のおみくじも、追加で買えます」
写「ハハハ、そうなんですか。私は買いませんけど……」
大崎「そして、『水飲み鳥』。こっちも通販サイトなんかで買えるんですよ」
写「え、調べてみますよ……っと、本当だ、意外と安い! こっちは、ちょっと欲しいです」
大崎「入口のドアを開けると『カランコロン』って音がして、少し薄暗くて、口数が少なそうなマスターがいて、雑誌と新聞が置いてあって……」
写「ピラフとかナポリタン、チーズトーストとか」
大崎「そうそう(笑)。ああいう雰囲気の喫茶店、最近は絶滅の危機にありますけど、たまに行きたくなりますね」
写「さて、おいくら?」
大崎「パフェのサンプルは特注品なので、けっこう値が張るんですよ。3つで、5万円としておきます」
おおさききよし
1961年生まれ 株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。全国のコミュニティFMで放送中のラジオ番組『待夢魔神ラジオ版』のパーソナリティ
(週刊FLASH 2021年4月20日号)