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【昭和郷愁館】『ウルトラセブン』玩具をプロが制作「メトロン星人&ポインター」の総額は?
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.05.13 16:00 最終更新日:2021.05.13 16:00
コレクションのポリシーは「昭和平等」。お菓子の袋から、レアなレコード、高価な切手まで、“あの時代” を彩ったものなら、なんでも平等に集めてきたコレクター社長・大崎潔氏が、10万点を超える所蔵品から誌上公開する本誌新連載。
第15回は、大人気特撮番組『ウルトラセブン』のレアグッズ。プロが製作した「メトロン星人」のフィギュアと「ポインター」のプラモデルキット。総額は……約77万円だ。
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写写丸(以下、写)「こ、これは、メトロン星人!?」
大崎「はい。特撮用の人形も制作する、プロの人形師の方に譲ってもらいました。ベースはキットを使っていますが、さらにオリジナルの造形を追求し、かなりの手が加えられており、顔の部分はLEDで点滅するようになっています」
写「このポインターもめちゃくちゃ精巧ですね」
大崎「こちらは24分の1スケールのキットの制作を、有名モデラーに依頼しました。マーク部分は、塗装仕上げ。一部の窓は本物のガラスです」
写「 “平等コレクター” とはいえ、『ウルトラセブン』に思い入れがあるんですね」
大崎「『ウルトラQ』や『ウルトラマン』とは違い、メッセージ性の強いドラマなんですよね。人間に本当に大事なものは何か、それを逆に怪獣たちに教えられるという。
そして、ダンとアンヌの関係性がまるでメロドラマのようで、小学生ながらドキドキしました」
写「さて、この連載は今回でいったんお休みなんですよね?」
大崎「はい。この連載を通じて、昭和の郷愁を感じていただけたなら幸いです。またお会いしましょう!」
おおさききよし
1961年生まれ 株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。全国のコミュニティFMで放送中のラジオ番組『待夢魔神ラジオ版』のパーソナリティ
(週刊FLASH 2021年5月25日号)