【頭の体操】なぜか片方のタイヤばかりすり減るバスの謎

■問題

　そのバス路線は平坦でまったくの直線である。専用道路なので障害物もなく、停留所に停まるときでさえ、ハンドルもほとんど回さないですむほどだ。

　ところが、全車必ず左のタイヤの方が早くすり減る。いったいどういうわけなのだろう？　客が偏って席についていたわけでもないのだが。
↓
↓（解答は下にあります）
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
■解答

関連記事：【頭の体操】ロボットのコントローラー、どれがどれだか推測しよう

　終点で向きを変えるときに右に曲がる必要があったから。

■解説
　

　バス路線は片道ではあり得ない。必ず往復路線である。それに気づけば、たとえ平坦な直線路線であっても、左側通行の日本では、必ず右側にUターンする必要があることがわかるだろう。右にハンドルを切れば、当然外側のタイヤのほうに長い距離を走ることになるし、遠心力が働き、重心は左側に傾く。

■「頭の体操」BEST （全2巻）
　1966年の発売以来、シリーズ累計1200万部のベストセラーとなった『頭の体操』。その全23集、総数約2000問の中から、究極の100問をセレクト。さまざまなタイプの問題を解くたびに、思考力がつき、創造性が生まれる。日本人の脳を刺激し続けてきた名著が、2分冊になって登場！

●「頭の体操」BEST1　購入はこちら

●「頭の体操」BEST2　購入はこちら