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人気急上昇中の猫雑誌「猫ぐらし」が教える三毛猫の秘密
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2016.12.17 20:00 最終更新日:2016.12.17 20:00
●ミッケ1 オスは3万匹に1匹!
三毛猫特有の「白・黒・オレンジ」の三色が現われるのはメスだけ。毛色を黒にする染色体と、オレンジにする染色体を両方もって生まれるのはメスがほとんどなのだ。
ただ、3万匹に1匹の確率でオスが生まれることも! 縁起がよい生き物として珍重される。
●ミッケ2 毛柄が薄いのは全体が薄い
色を薄くする染色体をもつ三毛猫は「白・グレー・クリーム」の淡い毛色に。「パステル三毛」と呼ばれ、どれか一色だけが濃いということはない。
●ミッケ3 船の守り神
日本だけでなく、エジプトやヨーロッパでも船に猫を乗せると沈没しないとされてきた。原因は船倉のネズミを捕るから、という説が有力。
なかでもオスの三毛猫は「船霊(ふなだま)様」と呼ばれたと、民俗学者の柳田國男も伝えている。
●ミッケ4 欧米でも「Mi-Ke」という
しっぽが丸く短い「ジャパニーズボブテイル」は三毛猫柄が大人気で、欧米でもその名前は「Mi-Ke」。
●ミッケ5 同じ柄の三毛猫はいない
三毛猫の模様はまさに十猫十色。シマ模様入りの「シマミケ」、黒やオレンジがぽつんと入った「トビミケ」など愛称もたくさん。
知れば知るほどミステリアスな三毛猫。その神秘性が人々の心をつかんで離さないのです。スターが続出するのもうなずけます!
文/㈱スリーシーズン
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