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2370円でJR乗り放題「青春18きっぷ」で日帰り旅行に行こう
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2016.12.24 12:00 最終更新日:2016.12.26 10:58
「青春18きっぷ」とはなにか?
冬、春、夏休みにJR全線の普通列車と快速列車が乗り放題になる切符のこと(途中下車可)。5日分で1万1850円(税込み)。1人で5日分使ってもいいし、5人で日帰り旅行をしてもいい。
1人1回あたり2370円の計算だ。
昭和57年の発売当初は若者がターゲットだったが、今のメインユーザーは40~50代。「学生以外でも使えるの?」と疑問に思う人も多いだろうが、まったく問題なし。
そこで、東京から手軽に行ける日帰り旅を紹介しよう!
※ダイヤはすべて土休日。「青春18きっぷ」の発売期間は12月1日から31日、利用期間は12月10日から1月10日まで。全国のJRの主な駅や旅行会社で購入できる。
【フェリーを使って東京湾を一周】820円オトク
8:11 東京駅→横須賀線普通→9:42 久里浜駅
9:55 京急久里浜駅前→京急バス→10:04 久里浜港
10:20 久里浜港→東京湾フェリー→11:00 金谷港
ロープウェーで鋸山探索 魚介類の昼食
15:44 浜金谷駅→内房線普通→16:17 君津駅
16:35 君津駅→総武快速線→18:00 東京駅
横須賀線と東京湾フェリー、内房線に乗って東京湾をぐるりと一周する旅。久里浜と金谷を結ぶ東京湾フェリーは、電車の旅にアクセントをつけてくれる。
金谷港に着いたら、ロープウェーで鋸山に登ってみよう。山頂からは、東京湾や対岸の三浦半島が手に取るように眺めることができ、天気がよければスカイツリーや、遠く富士山まで望むことができる。
近くの浜金谷駅から内房線に乗り、海辺の駅で降りるのも一興。なお、横須賀線と総武快速線(君津~東京間)はグリーン車も連結されている。(「〇円オトク」はJR正規運賃と比べた場合・以下同)
【上野からグリーン車で熱海へ】1510円オトク
9:02 上野駅→快速「アクティ」→10:47 熱海駅
日帰り温泉、熱海城や秘宝館を楽しむ
17:04 熱海駅→快速「アクティ」→18:38 東京駅
東京から熱海へは約1時間40~50分。グリーン券(休日780円)をプラスして、ゆったりと行こう。東京駅からだとグリーン車でも座れないことがあるので、上野駅から乗車するのがポイント。
東京を朝9時台までに出れば、楽に午前中に着くので、熱海で日帰り温泉を楽しみ、海の幸に舌鼓を打ったあとは、海岸を散歩してみよう。ゆったりとした日帰り旅行だ。
熱海城へのロープウェイに乗ると、いまや珍しくなった昭和のエロスが体験できる熱海秘宝館もある。なお、18きっぷは乗り放題なので、伊東や沼津まで足を延ばしてもいい。
菅井美沙 すがいみさ 21歳 1995年5月1日生まれ 広島県出身 T153・B80W50H80 現役理科大生の「Fカップリケジョグラドル」。2017年1月末に初DVDをリリース予定
(週刊FLASH 2016年12月20日号)