【QUIZで鍛えるビジネス算数脳】会議の場所はどこで？

『写真：AFLO』

問題

　外資から社長を迎えたA社には、本社のある新大阪に20人、支社のある新横浜に20人のスタッフがいます。このたび、いつも別々に働いているスタッフが1カ所に集まって会議をすることになりました。

　会議をする場所について、ある重役が「大阪と横浜の中間あたりの名古屋支社がぴったりではないか」と発言したところ、コストカッターの異名を持つ社長が「あなたは足して2で割る計算がお得意ですな」とニヤッと笑いました。

　移動のための新幹線代が距離に比例するとしたら、新大阪、名古屋、新横浜のどこで会議を開くのが、交通費が最も安くなるでしょう？

（↓解答はずっと下にあります）

解答　どこでも同じ

　新幹線の料金が距離に比例するなら、新大阪―名古屋間の料金と名古屋―新横浜間の料金を加えた総額は、新大阪―新横浜間の料金と等しくなります。

　したがって、大阪と横浜のスタッフの数が同数なら、どこで会議を開いても交通費は一緒です。

　計算すればすぐにわかりますが、直感で解くセンスが欲しいところです。