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コンビニ&外食だけの「ダイエットメニュー」ミス・ユニバースジャパンのファイナリストが指南!
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.07.21 16:00 最終更新日:2021.07.21 16:00
「今回、私が作ったダイエットメニューを、まずは2週間実践してください。トレーニングなど一切不要、コンビニと外食だけで3食しっかり取っても1カ月で3kg痩せます」
こう力説するのは、「2016ミス・ユニバースジャパン」4位に輝き、食品の機能と体の仕組みについての知識を習得した、栄養コンシェルジュの西村紗也香氏。
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これまで延べ400人以上に食生活を指導してきた。西村氏のダイエットの基本は、「1日3食をきちんと取って健康的に痩せる」こと。自身もこの方法で、8kg痩せたという。
「ダイエットでは糖質制限ばかり注目されますが、今回は糖質をしっかり取っても太らない献立を男性向けに考えました。糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルという5大栄養素を取りつつ痩せられます」(西村氏、以下同)
■昼と夜で必ず肉か魚が食べられる
今回、西村氏には、料理をしない忙しい読者向けに、コンビニと外食に限定してメニューを選んでもらった。
「まず朝は、表にある糖質、タンパク質、食物繊維の3つのグループからひとつずつ選んでください。起床後30分〜1時間以内で食べるのがベストです。
次に、昼と夜では肉か魚を必ず1品入れ、食事を楽しみつつ痩せられるようなメニューにしました。マクドナルドや吉野家などの男性に人気の高いファストフードや、肉好きのためにウルフギャング・ステーキハウスからも選びました。とにかく食事制限のストレスを感じないことが、着実な減量への近道です」
ダイエットで禁忌とされる炭水化物に含まれる糖質は、けっして悪ではないという。
「糖質を取らないと筋肉が落ちるので、不健康だし持続しません。男性の場合、1食で55〜60gの糖質は体に必須。これは、おにぎり1.5個分に相当します」
ダイエットには「食事時間が鍵」だと続ける。
「食事の間隔が重要です。食後4時間は、食べたものがエネルギーに変換されています。つまり、それ以降に体脂肪がエネルギーとして燃焼されるのです。たとえば朝7時に食べたら、昼は1時、夜は7時にするなど、約6時間あけることで、体脂肪が燃焼されるのです」
低カロリー食品ばかりを取るのも要注意だという。
「たとえば果物。カロリーが低く、ビタミン摂取などのために主食代わりに取る人もいますが逆効果。果物に含まれる果糖は内臓脂肪になりやすい性質で、お米の糖質の多糖類より太りやすいのです」
食べる順番も重要だ。
「最初に野菜や副菜を食べ、ある程度おなかを満たす。次に主食のお米を食べる。お米の糖分を取るとインスリンが分泌されます。野菜類を食べておくことで、インスリン分泌による血糖値の急上昇を抑えられますし、満腹感を刺激するGLP-1といったホルモンも分泌されるので、食べ過ぎ抑制効果もあります」
また、できればメインは肉よりは魚が望ましいという。
「動物性脂肪は、体脂肪を蓄えやすくするホルモンを分泌させるので、要注意です」
このダイエットなら続けられそうだ。
にしむらさやか
1989年10月14日生まれ 神奈川県出身 「2016ミス・ユニバースジャパン」第4位。自身のダイエット経験をもとに栄養コンシェルジュとして活動。著書『究極のやせる食事術』(産業編集センター)では「健康的に痩せる」メソッドを披露
写真提供・日本サブウェイ合同会社、大戸屋ホールディングス、名代 富士そば、株式会社 壱番屋、WDI
(週刊FLASH 2021年7月13日号)