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食堂のおばちゃんの人生相談「12歳の子供にスマホ与えて大丈夫?」
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.07.30 11:00 最終更新日:2021.07.30 11:00
「食堂のおばちゃん」として働きながら執筆活動をし、小説『月下上海』で松本清張賞を受賞した作家・山口恵以子。テレビでも活躍する山口先生が、世の迷える男性たちのお悩みに答える!
【お悩み/ゆうきちさん(37)会社員】
12歳の子供にスマホを持たせてしまったけど、よかったのでしょうか。少し不安です。
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【山口先生のお答え】
今、同じ悩みを持つ親御さんは沢山いらっしゃるでしょうね。
スマホを持たせたくない理由の一番は、犯罪に巻き込まれる危険。持たせる理由の一番は、仲間外れにされていじめられる危険。どちらのご心配もごもっともです。
今の場合、持たせるならば、親御さんがきちんと管理して使える機能を制限する……これしか対処方法がないように思います。
そして、持たせない場合。『ワイドナショー』でご一緒した弁護士の息子さんは高校生ですが、携帯もスマホも一切持っていないそうです。「あいつはそういうキャラだから」で周囲が納得しちゃってるんですね。だから、お子さんが「持たないキャラ」でやっていける個性派なら、スマホは必要ありません。
やまぐちえいこ
1958年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。就職した宝飾会社が倒産し、派遣の仕事をしながら松竹シナリオ研究所基礎科修了。丸の内新聞事業協同組合(東京都千代田区)の社員食堂に12年間勤務し、2014年に退職。2013年6月に『月下上海』が松本清張賞を受賞。『食堂メッシタ』『食堂のおばちゃん』シリーズ、そして最新刊『夜の塩』(徳間書店)が発売中