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【頭の体操】銃弾の見つからない殺人

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.08.15 16:00 最終更新日:2021.08.15 16:00

【頭の体操】銃弾の見つからない殺人

 

■問題

 深夜のアパートで起こったピストル殺人事件。弾丸が心臓を打ちぬいた傷はあるが、背中まで貫通した傷跡はない。ならば、銃弾は体内にあるはずだが、体内から見つからないという。こんなことがありうるか。

↓(解答は下にあります)












■解答

 ありうる。弾丸は、氷か岩塩をけずって作られていたものと思われる。これは、推理小説のトリックに使われたことがあるもので、氷や塩は、人間の体内で溶けてしまい、証拠を残さない、というもの。

 

 

■解説

 こういう問題こそ、各人の想像力がうかがえて興味深い。珍答、奇答を列挙してみよう。
「貫通した出口が、人間がほんらい持っている穴と一致した」
「弾が極小で、心臓を打ちぬいたときに摩擦によって消滅」
「骨にあたってはね返り、入った道をひき返した」
「犯人が証拠を残さないため弾を抜き取って逃げた」……
 人間の想像力とは面白いものだ。

 

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