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【頭の体操】缶詰の中身を区別するには

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.09.05 16:00 最終更新日:2021.09.05 16:00

【頭の体操】缶詰の中身を区別するには

 

 まったく外見の同じ缶詰が2個ある。中身は1つはアスパラガスで、もう1つはレモンジュースである。ラベルははがれてしまって、重さも同じでふってみても区別がつかない。ふたの記号も、その知識がないのでわからない。ふたをあけなくてもかんたんに見分けるには、どのようにすればよいのだろうか。

 

 なお、これはトンチ問題ではなく、純粋な科学の問題である。

 

↓(答えは下にあります)












 

■答え

 

 坂をころがしてみて、速くころがるほうがレモンジュースである。レモンジュースの缶が坂をころがるときは中身はほとんど回転しないで、缶だけが回転する。ところが、アスパラガスのような固形物がつまっているときは、中身が回転しないで缶だけが回転するわけにはいかない。そのため、ころがるときにアスパラガスまで回転させるためのエネルギーが必要となり、そのぶんだけ遅くなる。ゆるい斜面を使って実験すれば、よくわかる。

 

 

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