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【荒木師匠の実践!婚活道】アプリで出会ったニセ医者とギラギラ男「しょーもない!」
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.09.06 16:00 最終更新日:2021.09.06 16:00
A子ちゃん43歳がついに結婚! 周囲の驚愕・歓喜は相当なものでした。彼女と出会ったのは3年ほど前、友人のパーティーを通じて。明るくてオシャレで友達も多く、モテないわけじゃないけど、一人っ子で自由人。料理もしないで自営で仕事バリバリ。誰もが彼女は結婚しないんじゃないかと思っていたようです。
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しばらくして連絡があり、私の婚活塾に入りました。本人は常に「結婚にいいイメージがない」と思っており、インナーチャイルド(6歳のときの子供の心=感情脳)、つまり本音では結婚したくないのに婚活していたのです。その理由は「将来一人じゃマズイかな……年を取ったらどうしよう」というもので、本心では経済的にも精神的にも結婚は求めてなかったのです。
本音が結婚したくないわけだから、そうすると「帯に短しタスキに長し」という相手しか出てきません。婚活塾に入る前は、自力で8カ月ほどアプリで婚活したものの、ひどい男しか現れないようでした。特にしょーもないのが2人いました。
1人はニセ医者。3回めのデート話が出たとき、「今度、家に行っていい? パスタご馳走してよ」と言われ、すぐ「OK」と返事しました。ですが私は「絶対に断って! そんなどこの誰かもわからない男性を家に入れるなんてとんでもない!」と全力で阻止したのです。
自宅なんて、婚約後の男性くらいじゃないと入れちゃダメです。相手の家ならまだしも、その後ストーカーとかになったら最悪でしょう。
婚活女子にはそもそも「彼氏」は存在しません。ご飯友達か婚約者しかないのです。だから、男性と部屋に入るとか、男女の関係になるのとかダメなんです。付き合ったりHしたら、たいていの場合、結婚にはつながりません。付き合わないからこそ、結婚できるのです。
で、その彼は○○区の老人施設で働いてると言ってたのに、ネット検索したら、確かにその名称の施設はあったけど、彼の名前はなし。監修医とか勤務医とか、普通はホームページに書いてるはずなのに、名前がない。結局、SNSのプロフィール写真とラインのアイコンでつき合わせてみると、横浜の経営者だと発覚しました。
彼女は医者よりも経営者希望だったから、それはそれでいいんだけど、なんで医者だなんてウソつく必要があるの? それは医者と結婚目当てで簡単に落とせる女がいると思ってるからでしょ? 超腐った性根の男ですよね。まぁひっかかる女性も女性なんだけど。
もう1人は年下35歳の経営者。グイグイ来るタイプの肉食男子。「もうやりたいってギラギラ感がわかる」と言ってたものの、この手のタイプは女性の感情を揺さぶるのが上手いのです。「結婚しよう!」と何度も言うけど、軽い。なんだか信用できないとA子ちゃんが感じてたとおりでした。
結局、結婚前提の付き合いだったので、「とりあえずプラトニックで婚約指輪を買ってもらいなさい」とアドバイスしたのです。最初は、男女の関係になったら月末までに買うはずだったのに、いつの間にか彼女の欲しいものではなく「オレがいいと思ったのでいいでしょ」になり、ついに「オレがいるからいいでしょ」と買わないでいいよね的な発言にすり替わってしまいました。
A子ちゃんは、実家も裕福で自分もしっかり稼いでいるので、結局、お見合いで年収高めのしっかりした感じの男性を
引き寄せました。変な男にひっかかんなくて本当によかった。
結局のところ、男性は「そこに山があるから登る」という本能を持つ生き物です。アナタとHしたらもうミッションコンプリートなワケよ。結婚には遠くなるだけ。プラトニックで夢中にさせないと、プロポーズされて半年以内のスピード婚はまず無理ですよ!
荒木師匠
1990年代、一世を風靡したディスコ「ジュリアナ東京」で元祖お立ち台ギャルとして人気に。アナウンス学校出身で、司会、ナレーション、イベントコンパニオンなどを経てバラエティタレントに。その後、銀座で母親とバーラウンジを20年経営。芸能界と銀座のノウハウを恋活・婚活に使えると考え、婚活セミナー講師に。2014年より女性向け婚活塾「東京美女活工房」をスタートさせた