【頭の体操】4人でかけっこしたら…一番遅いのは誰？

　4人の子供A、B、C、Dが4回かけっこをした。4回のうち、AがBより速いのが3回、BがCより速いのが3回、CがDより速いのが3回ずつあった。当然Dがいちばん遅いかと思ったら、Dは4回中3回Aよりも速かったのである。こんなことがありうるだろうか。
↓
↓（答えは下にあります）
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓

■答え

　ありうる。たとえば、4回の順位を
（1）ABCD
（2）BCDA
（3）CDAB
（4）DABC
　だったとすると、Aは（1）（3）（4）の3回でBより速く、（1）（2）（4）でBはCより、（1）（2）（3）でCはDより速い。ところが、（2）（3）（4）ではDはAより速いのである。2人の勝敗は、4人の中であくまでも相対的な関係にすぎないのだ。

関連記事：【頭の体操】資産家殺しの真犯人は誰？

■「頭の体操」BEST （全2巻）
　1966年の発売以来、シリーズ累計1200万部のベストセラーとなった『頭の体操』。その全23集、総数約2000問の中から、究極の100問をセレクト。さまざまなタイプの問題を解くたびに、思考力がつき、創造性が生まれる。日本人の脳を刺激し続けてきた名著が、2分冊になって登場！

●「頭の体操」BEST1　購入はこちら

●「頭の体操」BEST2　購入はこちら