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食堂のおばちゃんの人生相談「老眼だけど、遠近両用メガネはまだ早いのではと葛藤が……」

ライフ・マネー 投稿日:2021.09.20 11:00FLASH編集部

「食堂のおばちゃん」として働きながら執筆活動をし、小説『月下上海』で松本清張賞を受賞した作家・山口恵以子。テレビでも活躍する山口先生が、世の迷える男性たちのお悩みに答える!

 

【お悩み/匿名希望(47)会社員】

 

 老眼なのか、近くが全然見えなくなった。近視もあるので、遠近両用メガネにしないとダメかと思うが、まだそこまではしなくていいのではないかと葛藤している。

 

 

【山口先生のお答え】

 

 お気持ちはよくわかります。

 

 私は近視(左右0.4)ですが、ずっと裸眼で生活してきました。でも47歳の時事情があって眼科で「ワンデーアキュビュー」を試着しました。装着感も悪くないので、契約することにしました。

 

 ところが、書類にサインしようとしたら……字が見えない!

 

「ああ、あなたの年ならもう老眼入ってますからね。近眼だから手元が見えていたんで、近眼の矯正したら見えなくなりますよ」

 

 ガーン!医師の無情なひと言。

 

 結局、手元が見えないと仕事にならないので、コンタクトは諦めました。

 

 それから裸眼で生活してますが、特に不自由ありません。遠くの文字が読めなくても、近くに行けば読めますし、向こうの方にいる人の顔がわからなくても、近くに来ればわかります。新聞・雑誌の細かい文字は、ルーペで拡大して読んでます。

 

 で、医師が言うには、遠近両用メガネというのは不完全な代物で、近視にも老眼にも、50%の満足度しかない、と。だからあまりお勧めしないとのことでした。

 

 ご相談者さんの詳しいお仕事がわからないので大まかなことで言いますが、もし手元を見る仕事なら、普段は老眼鏡を使用して、必要なとき近眼鏡に掛け替える、あるいは私のようにルーペで拡大する、近くに寄って見る、それでよろしいのではないでしょうか。

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