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【頭の体操】名探偵の名推理

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.10.10 16:00 最終更新日:2021.10.10 16:00

【頭の体操】名探偵の名推理

 

【問題】

 

 私が5人の容疑者をつかまえたところ、彼らは互いに話し合って、次のような結論をそれぞれ出した。

 

A「この5人のうち1人がウソをついている」

B「この5人のうち2人がウソをついている」

C「この5人のうち3人がウソをついている」

D「この5人のうち4人がウソをついている」

E「5人全員がウソをついている」

 

 

 このなかから、本当のことを言っている人間だけを釈放した。何人が釈放されたのであろうか。


↓(答えは下にあります)












■答え

1人。Dだけが釈放された。あとは全部ウソをついている。

 

■解説

 こうしたウソつき問題を解くには、次のように仮定をたててやるのが、名探偵の有力な武器である。もしAが本当のことを言っていると仮定すると、ほかの4人のうち3人はAと同じことを言っていなければならない。このように、B、Cも考えていくと、可能性があるのはDだけということになる。もしEが本当のことを言っているとすると、自分自身もウソをついているという矛盾に陥る。

 

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