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ドローン片手に「世界一周ハネムーン」の大絶景ベスト3
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2017.02.11 17:00 最終更新日:2017.02.11 17:00
ブラジルのマラニャンセス国立公園
亜丁自然保護区
クロアチアのドゥブロヴニク
「出会いは、私が社員として働いていたスイミングスクール。バイトをしていた彼に、突然『結婚しよう』と告白されたんです。交際が始まってすぐ、今度は『新婚旅行で世界一周できたらいいね』。もちろん驚きました(笑)」
山口真理子さん(35)は、夫の千貴さん(27)との馴れ初めを笑顔で語った。
結婚式を挙げるか、世界一周をするか。いずれにしても資金が必要だと、家賃3万円のアパートでの節約生活が始まった。そして2015年7月、2人は400日間の旅に出た。世界48カ国を巡り、空撮動画をSNSで公開しながら――。
「旅も佳境のころ、イギリスのBBCが取材に来たんです。動画再生数は一気に累計1000万回を超えました」
たとえばブラジルのマラニャンセス国立公園では、白とエメラルドグリーンの奇跡を見た。
「400日間の旅のなかで、いちばんの天国でした! 夕日だと砂がピンク色になります」と語るのは真理子さん(以下同)。振った雨が砂丘の窪みに溜まり湖ができるのだという。
旅の序盤に訪れた四川省・チベット族自治州の山岳地帯。亜丁自然保護区もすごかった。
「標高は5000m近くのまさに秘境! 高山病が辛かった」
ドローンを飛ばすと、2人が立つ湖畔の奥に、もうひとつミルキーブルーの湖を発見。疲れも吹き飛んだ。
クロアチアのドゥブロヴニクは、ジブリ映画『魔女の宅急便』のモデルともいわれるアドリア海沿岸の城壁の町。
「海の青と、家の屋根のオレンジ色が映画のワンシーンのようで、キキが飛んでいそうでした!」
ドローンが見た光景は、まさにキキの視点といえるだろう。
2人は2016年8月、帰国。千貴さんは映像作家として世界中からオファーが来るようになり、取材時には、劇場版『ドラえもん』の仕事で約1カ月間の南極取材の真っ最中だった。
帰国後発売した著書『ドローン片手に世界一周 空飛ぶ絶景400日』(朝日新聞出版)も人気だ。
(週刊FLASH 2017年1月31日号)