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樺沢紫苑の『読む!エナジードリンク』精神科医が選ぶ2021年の10大ニュース

ライフ・マネー 投稿日:2021.12.27 06:00FLASH編集部

樺沢紫苑の『読む!エナジードリンク』精神科医が選ぶ2021年の10大ニュース

精神科医が選ぶ2021年の10大ニュース

 

 テレビ、新聞、雑誌などで、今年の10大ニュースが続々と発表されています。私も2021年を振り返る意味を込め、精神科医の視点で独自の10大ニュースをまとめてみました。

 

■第1位 コロナ禍とメンタルの悪化

 

 2021年の最大のニュースは、やはりコロナ禍です。デルタ株が猛威をふるうようになった6月下旬ごろから第5波が到来。8月20日には日本で過去最多となる2万5876人の新規感染者数を記録。緊急事態宣言とまん延防止等重点措置により半年以上、さまざまな行動制限がともなうストレスの多い一年となりました。

 

 

 メンタルヘルスの重要な指標となる自殺者数は、コロナ前と比べて増加、男性の自殺者数は減少しているのに対し、女性と若年者の自殺者数がコロナ前と比べて大幅に増えました。コロナによる生活の変化に起因するストレスが女性と若年者に大きくのしかかっていることも考えられ、今後の影響も含めて心配です。

 

 コロナによってテレワークが普及しましたが、「通勤がないから楽だ」という肯定的な意見に対して、コミュニケーション不足のため、うつ病になった、という話もよく聞きます。

 

 日本は現在、コロナ感染が鎮静化しているものの、2022年はどうなるかわかりません。コロナによるストレスが長期に続くことをふまえて、柔軟に対応できるようなレジリエンス(心のしなやかさ)を身につけたいものです。

 

■第2位 東京五輪、奇跡的に無事終了!

 

 開始前は「中止」を望む意見が強く、また開会式の演出担当者などの相次ぐ辞任で、波乱の幕開けとなった東京五輪。ところが、いざ、スタートすると、日本人選手のメダルラッシュもあり、まずは無事に終了したことは、喜んでいいのではないでしょうか。

 

 日本人は1カ月前のこともすぐに忘れてしまう、といわれます。よく言えば、順応力、適応力が高いということ。コロナ禍で「よいニュース」「楽しいニュース」がほとんどなかったなか、日本人のストレス解消におおいに役立ったと私は思います。

 

■第3位 有名人がメンタル疾患を続々公表

 

 6月、世界的テニスプレーヤーの大坂なおみさんが「うつ」であることを公表。世界的に大きな話題となりました。同時期に、女優の深田恭子さんが「適応障害」との診断を受けて、当面の間の活動休止を発表。10月には、眞子さんと小室圭さんの結婚発表とともに、眞子さんが「複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)」と診断されたことを宮内庁が発表しました。

 

 メンタル疾患をカミングアウトすると、社会的な差別、偏見にさらされる可能性が高く、一昔前であれば、隠し通すか、その公表にかなり躊躇するのが普通だったはず。しかし、このようにメンタル疾患をカミングアウトできる時代になったのは喜ばしいことです。

 

■第4位 大谷翔平、二刀流で大成功!

 

 五輪を除くと、スポーツ界の最大のニュースはMLB、エンゼルスの大谷翔平選手の活躍でしょう。投手と打者を兼ねる二刀流で、メジャーの常識を打ち破る、さまざまな記録を打ち立てました。

 

 彼がメジャーで二刀流に挑戦したいと表明したとき、日本の野球評論家たちの多くは、「ベーブ・ルース以来、前例がない」「メジャーはそんなに甘くない」「絶対に無理」と批判しました。

 

 そんな前例や常識をものともせず、練習法などを2020年とは大きく変えて、細かなフィードバック、修正、改善を積み重ねたうえでの大ブレイクは本当にすごいと思います。

 

 それをただ「すごい」で終わらせず、彼の「前例や常識に縛られないチャレンジ精神」を、日本人はもっと見習うべきでしょう。

 

(週刊FLASH 2022年1月4日・11日・18日号)

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