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【頭の体操】走り続ける馬の撮影
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2022.04.09 16:00 最終更新日:2022.04.09 16:00
昔の映画で、馬で疾走する侍を真横から10分以上も鮮明に撮影したシーンがあった。車にカメラを積み、馬に伴走したのではガタガタと揺れてしまうはずだし、台車にカメラを載せてレールを走らせる方法も、こんなに長い距離は無理。まして馬のスピードには追いつけない。
コマ落としなどの細工やヘリコプターなども使っていないし、馬は実際に前に進んでいる。この延々10分以上も続くシーンは、いったいどうやって撮影したのだろう。
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↓(答えは下にあります)
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<解答>
森の中に巨大な円形の空地を作り、その中央にカメラを据え、円周方向に走る馬を撮影した。これなら何10分でもきれいな疾走シーンが撮影できる。黒澤明監督が、実際に使った方法である。映画の撮影では、さまざまな知恵が使われているのだ。
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