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樺沢紫苑の「読む!エナジードリンク」ゼレンスキー大統領に学ぶ「追いつめられたとき」4つの対処法…まずは人の手を借りよう!

ライフ・マネー 投稿日:2022.04.11 06:00FLASH編集部

樺沢紫苑の「読む!エナジードリンク」ゼレンスキー大統領に学ぶ「追いつめられたとき」4つの対処法…まずは人の手を借りよう!

ゼレンスキー大統領に学ぶ!追いつめられたときの4つの対処法

 

 先月、ウクライナゼレンスキー大統領が、日本やアメリカ、イギリス、ドイツなどの議会でオンライン演説をおこないました。日本の国会では、「アジアで初めてロシアに圧力をかけ始めた国」である日本に対して、ロシアによる「残酷な侵略の津波」を食い止めるべく、アジアの一致団結を求めると呼びかけたことに、心を動かされた人も多いでしょう。

 

 

 ロシアがウクライナに侵攻した当初、ウクライナが世界からの支援と協力を得て、ここまで善戦すると予想した人は少なかったと思います。亡国の危機に直面しているウクライナが持ちこたえているのは、ゼレンスキー大統領の演説、動画、SNSの活用といった “広報戦略” に負うところが大きいでしょう。

 

 ゼレンスキー大統領が採る策は、私たちが仕事や人生において、追いつめられ、危機に陥ったときの対処法として、そのまま活用できます。ということで今回は、「ゼレンスキー大統領に学ぶ 追いつめられたときの対処法」についてお伝えします。

 

■(1)人の力を借りる

 

 困ったときは、ズバリ「人の助けを借りる」こと。と言うと、何を当たり前のこと言っているんだと思うかもしれません。

 

 しかし社会において、たとえば仕事で何か大きな失敗をしたときに、すぐに人に助けを求めるかというと、ほとんどの人はそうせず、自分一人の力でなんとかしようとします。そのうち時間がどんどんたってしまい、事態は悪化の一途をたどって、やがて取り返しのつかない状態に陥ってしまいます。

 

 そんな最悪の段階になって初めて、上司に相談する、あるいは隠しきれなくなって露見してしまう……。そういうことはよくあります。もっと早い段階で、誰かに相談し、助けを求めていれば、そこまでひどい状態にはならなかったはずです。

 

 日本の自殺未遂者と既遂者を調べたデータによると、約8割の人が、誰にも相談せずにいきなり命を絶っています。「死にたい」という究極的に追いつめられた状態においてさえも、誰にも相談しない、できないのです。それを考えると、仕事の失敗で相談しない人が多いのも理解できる話です。

 

 ゼレンスキー大統領は他国の議会で演説するという形で、国民の心情に直接訴えかけました。大統領や首相といった行政府の最高責任者を通して訴えるのが通常の手続きでしょうが、あえてそうしなかったところに「国民全員の力を借りたい」というゼレンスキー大統領の強い意志を感じます。

 

 自分一人の力、あるいは自国の力だけでは絶望的に問題を解決できないなら、誰か他者や他国の力を借りるしかありません。じつに当たり前のことではありますが、人は窮地に陥るとそれができなくなってしまうのです。そして、なりふりかまわずそれができることに、ゼレンスキー大統領の “しなやかな強さ” が表われています。

 

■(2)チームで乗り切る

 

 ゼレンスキー大統領の演説がうまい、という書き込みをSNSで多数見かけます。おそらく、大統領自身が演説の原稿を書いているのではなく、スピーチライターが書いた原稿を何度も練習して、完全に自分の言葉にして話しているのでしょう。コメディアンだったというゼレンスキー大統領は「演者」の役柄を完璧にこなしていると思わざるを得ません。

 

 今回のロシアのウクライナ侵攻において、ウクライナではゼレンスキー大統領一人に注目が集まっていますが、スピーチに限らず、彼が一人でさまざまなことに対処しているわけではありません。とくに他国への広報活動において、チームがしっかり機能していることが見て取れます。

 

 31歳の若さで副首相を務めるフェドロフ氏は、広告サービス企業の元社長。大統領府のイェルマーク長官は元映画プロデューサー。停戦協議担当のアラハミア議員もIT企業の元社長と、異色の経歴を持つメンバーが、チームとして大統領をサポートしています。SNSや動画を上手に活用した広報戦略は、このチームだからこその発想なのかもしれません。

 

 深刻な問題に直面したら、チームとして対処する。当たり前のように思えますが、日本企業において問題に直面した場合、先述のように一人でなんとかしようと孤軍奮闘するケースが多々見られます。また、チームがあっても、一致団結するというより、問題が起きたら責任のなすり合いに終始し、よけいにこじれることもありがちです。

 

(1)につけ加える形になりますが、問題が起きた場合は、自分一人で解決しようとせず、メンバーの助言やサポートを得ながら、チームとして対処することが大切です。

 


( 週刊FLASH 2022年4月19日号 )

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