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寿司屋を開くはずが、なぜか健康食品販売の道へ

ライフ・マネー 投稿日:2017.04.13 12:00FLASH編集部

寿司屋を開くはずが、なぜか健康食品販売の道へ

『写真:AFLO』

 

 疎遠だった父親に会ってすすめられた、健康食品販売の仕事。それが、寿司職人だった男の人生を激変させた!

 富岡光城さん(50)は40代の後半に二つの大きな転機を迎えた。ひとつは結婚したこと、もうひとつは仕事で大きな成果をあげたことである。

 

 結婚は47歳のときだった。お互いに初婚。出会いは富岡さんが販売代理店をしている健康食品製造会社の東京支社で、研修社員として健康や商品について学んでいたときである。奥さんは管理栄養士で、その会社が開く料理教室の先生であり、セミナーで商品説明をおこなう認定講師でもあった。出会いは先生と生徒の関係だった。

 

「妻が私に惚れたので、つき合い始めた」と富岡さんは主張するが、はたして?

 

「家内は私より年上ですが、2人並んでいると『いいですね、若い奥さんをもらって……』と必ず言われる。職場結婚のようなもので2人とも超晩婚ですが、お互いに啓発し合えるのでプラス
になっています。

 

 妻のほうは全国各地で料理教室を開いており、さらに5月に大阪でクッキングスクールが開校する予定で、その準備で、今は夫婦で出張ばかり。結婚して3年になりますが、一緒にいられたのは実質1年半ぐらい。おかげで鮮度を保っています」(富岡さん)

 

 今の仕事を手がける前、富岡さんは生まれ育った群馬県伊勢崎市で寿司を握っていた。高校卒業後、アルバイトの貼り紙を見て入った寿司屋で、やがて店員、そして寿司職人となり、同じ店に都合17年間勤めた。

 

 そろそろ独立して小さな寿司屋か、弁当屋のような店でも始めようかと考えていたときだ。まったく連絡を取っていなかった父親に会って、相談してみようかとふと思った。

 

 父親は事業を始めては失敗を繰り返し、家庭環境は悪化。借金を重ねた挙げ句、ついには家を売り一家は離散した。自分がこんなふうになったのも、もとはといえば父親のせいだという思いもあり、疎遠になっていた。

 

「久しぶりに親父と会ったのですが、そのあまりの変わりように驚きました。親父の印象といえば酒の飲みすぎで顔はどす黒く、いつも眉間にしわを寄せていてすぐカーッとなる。話になりませんでした。それが真逆になっていた。血色がよく、そのうえとても穏やかで、小さいころの父親に戻っていた。思わず『どうしたの? 何があったの?』と尋ねると、目を輝かせて話しだしたのです」(富岡さん)

 

 父親の変化は健康食品の販売を始め、健康的な食生活が身についたからだった。客からも感謝されるようになった。それが自信につながり、生き方にも反映した。「人の役に立つし、国の医療費削減にも貢献できる。いい仕事だから一緒にやってみないか?」と父親が言った。

 

「これまではなんとか儲けなきゃとか、借金を返してということばかりだったから、人の役に立つとか、国に貢献したいという言葉を聞いて耳を疑った」(富岡さん)

 

 寿司屋を開くつもりの相談が、思いがけないことになった。父親の話に半信半疑だった富岡さんは、メーカーの東京支社で開かれるセミナーに参加してみた。そして感銘を受け、伊勢崎に帰る道すがら「人生はお役立ち競争」という創業者の言葉を思い返し、自分も人の役に立てるようにやり直そう、父親の仕事をやってみようと決めた。

 

 ……そして40代最後の年となった昨年、富岡さんの会社は大きな成果をあげた。

 

「300ある代理店のなかで、昨年うちの売り上げが初めて1位になりました。系列販売店の皆さんの努力のおかげですが、頑張ればできるのだと、大きな自信になった。今年の目標は昨年比120%、もちろん1位を続けることです」

 

 売り上げを伸ばせば、それだけ健康に貢献できてお客様に喜んでもらえるという信念もある。だから、もっと多くの人に商品を知ってもらおうと飛び回っている。

 

 というのも、店頭に置いておけば売れる商品というわけではないからだ。説明して納得してもらう必要がある。そこで料理教室、健康セミナーなどを開いたりもする。富岡さんは、商品の細かな説明をする講師の資格も取った。それであちこちから声がかかり、よけいに忙しい。

 

「転機を作ってくれた父は今も私より元気で、会長として後方支援をしてくれています。次の大きな目標は、地元に総合健康発信基地のようなビルを建てること。最新の健康情報が入手でき、安心安全な食材が買えて、玄米菜食が食べられるレストランや、料理セミナー会場があるような……」

 

 富岡さんは10年以内の実現を目指す。「やる!」と口に出して頑張れば、必ず協力者が現われることを、売り上げ1位となった昨年実感した。ビッグな目標に向かって、さらに忙しい日々が続く50代になりそうだ。

 

(週刊FLASH 2017年4月25日号)

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