井上尚弥は「上タン塩とトリクッパ」、錦織圭は「鴨なんばん」…酷暑に勝つアスリートの「勝負めし」

 

　日本を牽引するアスリートたちの「勝負めし」を徹底取材！

 

■井上尚弥（29）

 

・上タン塩 1850円、上ロース 1580円、トリクッパ 820円焼肉
＜永楽園＞
（住所／神奈川県綾瀬市大上9-1-5）

 

　試合前後に訪れることが多い井上の勝負めしはこの焼き肉店。

 

「トリクッパなどのごはん類や野菜類も頼まれますが、お肉がオーダーのメインの印象です。非常に紳士的で丁寧なので、従業員からも尊敬されています。試合の数日後にご来店されても、怪我もなくふだんどおりなので、あれだけの試合をした後なのにと、いつも驚かされます」（店舗担当者、以下同）

 

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■流 大（ながれゆたか・29）

 

・豚生姜焼御膳 1078円（ランチ価格）
＜そば酒庵 寿々屋＞
（住所／東京都府中市是政5-7-25 ）

 

　所属チームの練習場に近い老舗そば店はランチの行きつけとのこと。

 

「ラグビー選手には野菜やご飯の大盛りサービスを提供していますが、流選手は練習メニューや体調によって調整されています。シーズン中は炭水化物を取らずに豚生姜焼御膳を、シーズン後は天婦羅御膳や若鶏唐揚げ御膳を召し上がります」

 

■錦織 圭（32）

 

・鴨なんばん 1300円
＜八雲庵＞
（住所／島根県松江市北堀町308）

 

　武家屋敷の並びにある有名そば店。

 

「圭くんは里帰りされるとご両親やお友達と顔を出してくれるのですが、予約もせずに帽子とマスクで変装して普通に並んでます。奥様とのデートでもいらして、鴨なんばんや舞茸の天ぷら、赤貝の酒蒸しなどを召し上がりました。食後に礼を忘れない素朴な青年です」

 

■池田勇太（36）

 

・おまかせ8本コース 2500円、親子丼 980円
＜鳥とし＞
（住所／千葉県千葉市中央区栄町38-1）

 

　ツアーの合間に足を運ぶのは地元の焼き鳥店。

 

「6年前のオープン当初からご来店いただいていて、選手の方々といらっしゃることが多いです。注文は、お客様のストップがかかるまで焼き鳥をお出しする『おまかせコース』で、いつも15本ほど召し上がります。さらに締めに親子丼を注文することもあります」

 

■ウルフ・アロン（26）

 

・からあげ 1個 170円、皮からあげ 小170円　大320円
＜TikiTiki＞
（住所／東京都葛飾区新小岩2-13-3 ）

 

　アロンがこよなく愛する地元のからあげ専門店。

 

「12年前のオープン当初からアロンのおばあちゃんによく買っていただいたので、アロンの筋肉の一部はうちのからあげでできていると思っています（笑）。からあげのにんにく醤油味、皮からあげ（写真小）、宮崎チキン南蛮、レバーちゃんが好きで『金メダルを獲ったら1年間からあげ無料』と約束したので、何度か喜んで持って帰りました。アロンは地元のみんなに愛される “ゆるキャラ” 。お姫様抱っこもしてくれました（笑）」

 

■森重真人（35）

 

・鶏焼肉弁当 600円
＜鶏焼肉のんき＞
（住所／東京都新宿区四谷三栄町3-10 ルネ三栄町 1F）

 

　三重県松阪市名物の鶏焼肉が楽しめる。最近はお店への通い方にもこんな変化が。

 

「コロナ禍でお弁当の販売を始めたのですが、森重選手はお弁当とお惣菜をたくさんご注文してくださり、応援の言葉をかけてくださいました。店内の壁にも『FC東京 森重真人』とサインをいただき、スタッフ一同、感激しました」

 

■長友佑都（35）

 

・ミックス焼き 1100円
＜六甲山＞
（住所／東京都小金井市梶野町5-11-28ののみちヒガコ東E05

 

　目の前で焼いてくれる四角いお好み焼きが名物で、海外へ移籍する前は週1で通っていたことも。

 

「ミックス焼きをよく召し上がっていました。来店されると店内にいるお客さん皆さんに、サインや写真撮影に応じられていたのが印象的ですね。顔馴染みになったうちの大学生スタッフの進路相談に乗っていただいたことも」

 

※価格はすべて税込み

 

写真・本誌写真部、アフロ、共同通信

 

( 週刊FLASH 2022年8月16日号 )