デジカメもふるさと納税でゲット！“上級者”橋本マナミが推す逸品たち「米沢牛切り落とし」「有機野菜の定期便」

 

　自治体に寄付することで返礼品が手に入り、翌年分の税金も安くなる「ふるさと納税」。今年も残すところひと月となったが、早めに申請すれば年末年始の食卓を豪勢にすることができる。

 

　12月の駆け込み申請、早めにやれば年末年始の食卓にギリギリ間に合う！

 

　そこで本誌は芸能界の “ふるさと納税上級者” に、推しの返礼品を聞いてみた。

 

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■毎月届く「定期便」が人気

 

　近年は食材だけでなく、旅行券や宿泊券などの返礼品も人気で、憧れの高級ホテルや旅館などにも宿泊できる。女優の橋本マナミは、以前から行きたかった高級旅館「月のうさぎ」（静岡県）に、返礼品で宿泊したという。

 

「いつか行くのが夢だったんですけど、なかなか手が出なくて。3年前ぐらいに返礼品で見つけて、すぐに申し込みました。絶景を望むお宿と温泉が素晴らしかったので、またぜひ行きたいと思っています。今は体験型の返礼品も増えてきているので、旅行券などをもらって出かけたいですね」

 

　橋本がふるさと納税を始めたのは9年ほど前。収入が安定してきたこともあり、友人から話を聞いて始めた。毎年、最低10品は頼んでいるという。

 

「必ず頼むのは、鳥取県八頭町の田村牛のお肉の定期便。約半年間、ステーキやすき焼き用のお肉が毎月届き、本当に質がいい。この前は米沢牛を頼んでみて、牛丼を作ったら美味しかった。あと外せないのは、フルーツ定期便。毎年、宮崎県内の違う自治体を選んでいて、いろいろな果物と出会えるのが楽しいです」

 

　半年などの一定期間、毎月種類の異なるものが届く「定期便」が今、人気を集めているようだ。

 

「有機野菜の定期便を何度か頼んだことがあるんですが、月1回、箱いっぱいの野菜が届くんです。買い物に行かなくても、これで野菜がたくさん摂れる。京都の自治体に寄付すれば、京野菜が送られてくるので、珍しいものが届いて楽しめます。宮崎県新富町の冷凍鰻もボリュームがあって、家族は大満足でした。あとは、息子がみかんが大好きなので、和歌山県有田市のみかんをよく頼みます」

 

　コロナ禍では、意外な返礼品が役立ったという。

 

「トイレットペーパーを頼んだら、8ロールのパックが10個ぐらい届いちゃって（笑）。使い切るのに2年半ぐらいかかりましたが助かりましたね。包丁にお鍋にフライパン、デジタルカメラも返礼品でもらいましたが、今でも愛用しています」

 

　橋本が利用しているふるさと納税サイトは、「アマゾン」と提携する「ふるさと本舗」。期間限定のお得な使い方もあるという。

 

「10月31日までに頼めば、10％ぶんのアマゾンポイントがもらえるキャンペーンがあったんです。そこで駆け込みで注文し、今じゃんじゃん家に届いてます（笑）。栃木県宇都宮市の冷凍餃子が先日届き、早速家族で食べました。今年の締め切の12月31日まで、何を頼むか悩んでいます」

 

　これからの時期、やはり「鍋物」に注目だという。

 

「鴨鍋やモツ鍋のセットなど、品物は種類豊富ですよ。あとは、即席ラーメンセットなんていうのもあります。4つほど地域の違うラーメンが入っていて簡単に作れるので、男性は喜ぶ方が多いと思います。お酒のつまみに、ソーセージとハムのセットなんかもいいかも。ただ、大量に届く点は要注意です」

 

橋本マナミ
1984年生まれ　山形県出身　女優、モデルとして多くのドラマや映画で活躍。2019年に結婚し、一児の母に。ドラマ『恋と弾丸』（毎日放送）に出演中

 

写真・福田ヨシツグ

( 週刊FLASH 2022年12月13日号 )