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【頭の体操】動物使いの大失敗
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2023.01.04 16:00 最終更新日:2023.01.04 16:00
ある動物使いが、話しかけてきた人間の言葉を上手にマネするオウムを育てあげ、世界を回ってそのオウムの芸を見せて歩いたところ、とても好評を得た。
数年後、その動物使いはまた素晴らしいオウムを育てた。そのオウムは「今日の天気は?」と聞くと「晴れてるけど、午後から雨が心配だねぇ」などと答えた。つまり、ただマネするのではなく、かんたんな問いに答えることができたのだ。
動物使いは、そのオウムを連れて前回同様、世界中に芸を見せて回ったのだが、今度はあまり人気が出ない。いったいどうしたわけなのだろう。もちろん、オウムが芸をしなかったわけではない。
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↓(答えは下にあります)
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<解答>
そのオウムは動物使いの言葉を覚えたため、ほかの言葉はしゃべれなかったのだ。見物人が言った言葉をそのままマネするオウムなら、どこへ行ってもその国の言葉をマネるのでおもしろさはわかるが、問いに答えるオウムは、その国の言葉を使えなかったので、外国では見物人におもしろさが伝わらなかったのである。
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