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樺沢紫苑の『読む!エナジードリンク』マウス、耳栓、眼鏡拭き、目薬……樺沢の「七つ道具」を大公開!

ライフ・マネー 投稿日:2023.02.27 06:00FLASH編集部

樺沢紫苑の『読む!エナジードリンク』マウス、耳栓、眼鏡拭き、目薬……樺沢の「七つ道具」を大公開!

スケジュール管理やメモはアナログにすべし!

 

 私がふだん持ち歩いているカバンを、ほかの人が持つと、皆さん例外なく「重たい!」と声を上げます。あるとき重さを量ってみたところ、5kgもありました。

 

 SNSYouTube動画などで情報発信に力に入れている私は、デジタルツールを上手に使いこなしているイメージを持たれることが多いのですが、実際はアナログツールにもかなりこだわっています。じつはカバンの重さの秘密はそこにあるのです。

 

 

 そこで今回は、樺沢の「七つ道具」が入っているカバンの中味を特別公開します!

 

■(1)ノートパソコンと周辺機器

 

 まず最も重要な仕事道具であるノートパソコン。1日10時間は起動しているでしょうか。執筆中の本の原稿など重要なデータがたくさん入っていて、「命の次に重要」と言っても過言ではありません。

 

 愛用しているのは「レッツノート」(パナソニック)の最上位機種です。ノートパソコンは自分にとって「最も使うもの」であり、処理速度がそのまま仕事の速度に影響しますので、最強スペックにこだわっています。

 

 パソコンと一緒に持ち歩いているのがACアダプターとマウス。この2つがないと、カフェやシェアスペースでの仕事に支障を来(きた)します。

 

 しかし、慌ただしく家を出たときなど、カバンに入れ忘れることがたまにあるので、私はACアダプターとマウスのセットを3つ、それぞれ「自宅」「カバンの中」「事務所」の3カ所に振り分けています。

 

 これで、外出時に「あっ! マウスを忘れてきた」ということもなくなりました。

 

 マウスで重視する点は、「滑りのよさ」。滑りがなめらかでないとそれがちょっとしたストレスになって、やはり仕事の速度に影響します。

 

 私が愛用しているのはロジクールの「M325」。1〜2年おきに買い換えて、かれこれ10年くらい使い続けています。

 

■(2)手帳、ノート、筆記具

 

 私の場合、スケジュールの管理やメモなどは、すべて紙とペンのアナログでおこなっています。

 

 スケジュールの管理に使っているのはフランクリン・プランナーのシステム手帳(オリジナル・1日2ページ)。使い勝手がよく、19年間愛用しています。

 

 スマホのGoogleカレンダーでスケジュール管理をする人は多いでしょうが、私はそうしません。スケジュールを確認するたびにスマホを開いていたら、SNSやニュースをついチェックしたくなって、集中力が低下してしまうからです。また、アナログの手帳だと、電話をかけながらスケジュールを確認するのも簡単です。

 

 ノートは「MDノート A4変形判 5ミリ方眼罫」(ミドリ)。これも10年以上愛用しています。紙質がよく、ペン運びもなめらかなので、アイデア出しがはかどります。打ち合わせの内容、ふとひらめいたアイデア、原稿や講演のドラフトなども、このノートに時間順に書き込んでいます。

 

 手帳やノートに書くための筆記具ですが、ボールペンは「スラリ 0.7mm」(ゼブラ)と「アクロボール 0.5mm」(パイロット)の2つを愛用しています。「スラリ」はその名のとおりスラスラ書けるなめらかな書き味が特徴で、アイデア出しのときに使っています。「アクロボール」はペン先が硬く、筆圧は強め。小さい文字を書くのに向いているので、スケジュール帳に予定を記入するときに使います。このように、書く内容やそのときの気分によって2つのボールペンを使い分けているのです。

 

 私は読書をするとき、アウトプットを前提にしているので、重要な部分にマーカーで線を引きながら読みます。そのため、数色のマーカーを持ち歩いています。また、本のサインを頼まれることも多いので、サインペンも大、小2種類。全部で10本ほどの筆記具が、ペンケースの中に入っています。

 

 10本も筆記具を持ち歩くのは非効率に見えるかもしれませんが、その作業に最適な筆記具を使えば作業効率は2〜3割アップします(樺沢の印象)。また、お気に入りの筆記具は気分も上げてくれるので、書くことが楽しくなる。つまり、結果的に仕事がはかどるのです。

 

■(3)動画の撮影機材

 

 カバンの中には動画の撮影機材も欠かせません。具体的には、スマホのほかに自撮り棒、イヤホンマイク、充電器、充電ケーブル、風防(マイクの風よけ)です。三脚としても使えるタイプの自撮り棒は秀逸。これで、美しい風景に遭遇したとき、あるいは、30分ほどのスキマ時間ができたときに、すぐにYouTubeライブを始めることができます。

( 週刊FLASH 2023年3月7日号 )

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