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温泉モデルしずかちゃんに聞いた!全国350カ所から厳選の混浴露天風呂30【絶景が止まらない】
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.08 06:00 最終更新日:2023.04.08 06:00
古来、日本の公衆浴場は混浴だったといわれているが、公衆浴場での混浴禁止が制度化されたのは明治以降のこと。しかし、まだ各地にいにしえの姿を残す混浴温泉は存在している。
全国350カ所の “絶景” 混浴露店温泉を訪れたという、温泉モデルしずかちゃんに混浴の魅力を聞いてみた。
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「露天だったら圧倒的な開放感です。男女別浴の露天風呂だと、とくに女性用は厳重にまわりを囲われて景色を遮られてしまうんですが、混浴露天風呂はほとんどないので、一面を見渡せる景色の中での入浴は最高だと思います」
男性でも、その開放感は味わえるだろう。しかし、裸の男女が遭遇するなら節度が必要だ。そこで、混浴温泉でのマナーを聞いてみた。
「無意味に脱衣所に近づいたり、洗髪や洗体中を凝視するのはNG。ちゃんと “前” を隠すことも大事です。適度な距離感があれば、挨拶や会話を楽しむのは大丈夫です」
混浴温泉で異性の入湯をひたすら待ち続け、熱視線を送る男性を “ワニ” と呼ぶそうだが、マナーはしっかり身につけよう。
そして今回、温泉モデルしずかちゃんがおすすめする「絶景」「アクセスよし」の混浴露天温泉BEST30を紹介しよう。
【1位】湯泊温泉「奥湯泊温泉(先の湯)」(鹿児島県)
絶景10点 アクセス10点 合計20点
住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町湯泊1714-28
料金:300円~
休み:なし
屋久島に訪れたらぜひ立ち寄りたい、見渡す限りの海を目の前に入れる露天風呂。駐車場から5分ほどで行けるのでアクセスも良好。温まったら、近くの海が水風呂代わりに。温浴、日光浴、海水浴を思う存分に楽しめる
【2位】蓮華温泉「白馬岳蓮華温泉ロッジ」(新潟県)
絶景10点 アクセス8点 合計18点
住所:新潟県糸魚川市大所991
料金:宿泊9,000円~、日帰り500円
休み:5月6日~6月下旬、10月下旬~3月中旬
夏はキャンプ、冬はスキーで人気のスポット。標高約1500メートルにある露天風呂は、ロッジから15分ほどの山登りで到着。北アルプスの山々を眺めながらの入浴は、日々の悩みがちっぽけに思えてくるほどの開放感を味わえる
【2位】奥藤七温泉(岩手県)
絶景9点 アクセス9点 合計18点
住所:岩手県八幡平市松尾寄木北の又(彩雲荘近隣)
料金:無料
休み:11月上旬~4月中旬
山の中腹の開けた場所にある、緑がとてもきれいな野湯の露天風呂。車道から3分ほど下った場所にあり、近くの湯宿を訪れる客の多くが立ち寄るという。雪が降り始めるころが適温になるほど、源泉は高温なので注意を
【4位】鐘釣温泉「河原露天風呂」(富山県)
絶景9点 アクセス8点 合計17点
住所:富山県黒部市宇奈月町黒部奥山国有林(鐘釣)
料金:無料
休み:冬期
トロッコ電車で有名な黒部峡谷鉄道を途中下車して入湯する露天風呂。隣に川が流れており、露天風呂を囲う柵や目隠しなどがないので、秋シーズンには寝転びながら、空一面に広がる紅葉を眺めつつ温泉を満喫できる
【4位】切明温泉「河原の湯」(長野県)
絶景8点 アクセス9点 合計17点
住所:長野県下水内郡栄村堺切明
料金:無料
休み:なし
駐車場から歩いて5分。比較的ファミリー層も多く、入浴しやすい露天風呂。川はとてもきれいで、スコップで掘れば、自分だけの浴槽を作れる。小さな子供も大喜び間違いなし。近くの湯宿でスコップのレンタルあり
【6位】阿蘇扇温泉「おおぎ荘」(熊本県)
絶景8点 アクセス8点 合計16点
住所:熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺2871
料金:宿泊14,850円~、日帰り500円
休み:不定休
大自然に囲まれた旅館の敷地内にある、ちょっとした山を登った先に、阿蘇の山々を一望できる絶景露天風呂が出現。目の前に広がる緑と、空のコントラストがきれいな温泉として有名
【7位】尻焼温泉「長笹沢川野天風呂」(群馬県)
絶景6点 アクセス9点 合計15点
住所:群馬県吾妻郡中之条町入山
料金:無料
休み:なし
関東圏から気軽に行ける野湯で、冬は川から上がる湯気がとても幻想的な雰囲気を醸し出す。水着で川湯遊びをする家族連れや、裸でのんびり入浴するカップルなど、誰でも楽しめる人気の露天風呂
【7位】屈斜路湖畔「コタンの湯」(北海道)
絶景6点 アクセス9点 合計15点
住所:北海道川上郡弟子屈町屈斜路古丹
料金:無料
休み:なし
海かと思うほど、広い湖の岸辺にある露天風呂。初夏の夕暮れ時は、オレンジ色の太陽が湖面に反射してきれいに映るという。冬は、白鳥が飛来する場所としても有名な温泉地
【7位】新穂高温泉「穂高荘 山のホテル」(岐阜県)
絶景8点 アクセス7点 合計15点
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂577-13
料金:宿泊要確認
休み:なし
旅館管理のケーブルカーで宿と露天風呂とを行き来できる珍しい温泉。脱衣場を出た瞬間、圧倒的な湯量の広大な露天風呂が広がっており、隣を流れる川の音を聞きながら寛げる
【7位】川原毛地獄「川原毛大湯滝」(秋田県)
絶景10点 アクセス5点 合計15点
住所:秋田県湯沢市高松川原毛大檜内山
料金:無料
休み:冬期
駐車場から山道を15分ほど進むと現われる、全国でも珍しい温泉が降り注ぐ圧巻の湯滝。ワイルドな露天風呂には子供たちも大満足するはず。泉質は酸性のため、刺激はやや強め
【7位】湯之尾温泉「民宿・居酒屋 ガラッパ荘」(鹿児島県)
絶景6点 アクセス9点 合計15点
住所:鹿児島県伊佐市菱刈川北2713-11
料金:宿泊6,000円~
休み:不定休
伊佐米が有名な地域で、田んぼへ送るための大量の水が流れる用水路と川に囲まれた露天風呂。遠くまで続く緑に見とれてしまうほど開放感も抜群。現在、改装中のため要確認
【7位】龍神温泉「下御殿」(和歌山県)
絶景6点 アクセス9点 合計15点
住所:和歌山県田辺市龍神村龍神38
料金:宿泊要確認、日帰り1,000円
休み:なし
川の真上にある露天風呂で、川沿いに続く旅館を横目に見ながら目の前の山など自然と温泉の調和を感じられる。男女ともにバスタオル着用での入浴となっており、女性でも安心
【7位】深耶馬渓温泉「若山温泉」(大分県)
絶景5点 アクセス10点 合計15点
住所:大分県中津市耶馬溪町大字深耶馬3263
料金:400円
休み:不定休
保育園児と保育士が入浴するときだけ貸し切りになってしまう露天風呂。入浴客には常連さんがとても多く、北九州や中国地方など、遠方から通う人もいるほど愛されている
【7位】古里温泉「桜島シーサイドホテル」(鹿児島県)
絶景8点 アクセス7点 合計15点
住所:鹿児島県鹿児島市古里町1078-63
料金:宿泊9,000円、日帰り500円
休み:なし
水平線が見えて海の匂いを感じられる露天風呂では、思わず仁王立ちしたくなるほどの開放感を味わえる。湯に浸かってしまえば、茶色く濁ったお湯のおかげで、混浴でも恥ずかしくない。上がった後も、ずっと体がポカポカ温かい
【7位】湯原温泉「砂湯」(岡山県)
絶景6点 アクセス9点 合計15点
住所:岡山県真庭市湯原温泉
料金:無料
休み:不定休
目の前にそそり立つダムがとてつもない存在感を放ち、見慣れない景色に非日常を味わえる。秋には紅葉が真っ赤に色づいて、温泉+ダム+紅葉のコラボレーションはまさに絶景。地元の方の協力によって、24時間無料で開放されている
【16位】東温泉(鹿児島県)
絶景10点 アクセス4点 合計14点
住所:鹿児島県鹿児島郡三島村硫黄島
料金:無料
休み:なし
温泉マニアなら一度は訪れてみたい、日本屈指の絶景露天風呂だ。島から海へ流れ出る源泉が海水と混ざり合い、オレンジ色のグラデーションを作り上げているのが特長
【16位】幌加温泉「湯元 鹿の谷」(北海道)
絶景8点 アクセス6点 合計14点
住所:北海道河東郡上士幌町幌加
料金:宿泊5,000円~、日帰り600円
休み:不定休
外湯の目の前は断崖絶壁で、下のほうに川が流れている。タイミングがよければ山から下りてきた野鹿と景色を眺めながら入れる
【16位】明礬温泉「へびん湯」(大分県)
絶景9点 アクセス5点 合計14点
住所:大分県別府市鶴見
料金:無料
休み:なし
草木が生い茂る山の中にポツンとある温泉。地元の有志の方たちが清掃しており、野湯とは思えないくらい清潔に管理されている
【16位】吹上温泉「峯雲閣」(宮城県)
絶景4点 アクセス10点 合計14点
住所:宮城県大崎市鳴子温泉鬼首吹上16
料金:宿泊要確認、日帰り500円
休み:なし
目の前をド迫力で流れ落ちる滝を眺めながら入れる露天風呂。じつはこの滝も温泉なので、雪解け時期以外なら滝壺での入浴も楽しめる