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ディズニーランド開業40周年、イベント目前も渦巻く混雑復活への不満「好きなもの乗れるなら価格帯上げて」

ライフ・マネー 投稿日:2023.04.11 19:35FLASH編集部

ディズニーランド開業40周年、イベント目前も渦巻く混雑復活への不満「好きなもの乗れるなら価格帯上げて」

40周年のパレードではダンサーたちも復活(写真・時事通信)

 

 4月15日、開園40周年を迎える東京ディズニーランド

 

 それに先立って、10日には開業40周年記念イベント「ドリームゴーラウンド」の一部が、報道陣に先行公開された。新型コロナウイルス感染防止のため中止されていた、ダンサーを伴うショーも3年ぶりに復活する予定で、“コロナ前”の活気を取り戻すことが予想されるが……。

 

「コロナの時期、東京ディズニーリゾートは大幅な人数制限を課していました。そのため、入園すればアトラクションはスムーズに乗れることも多かったです。

 

 

 また、制限によって来園者の満足度と並行し、客単価も上がりました。運営会社であるオリエンタルランドも、入園者数の増加よりも客単価を引き上げる運営を目指すとしています。

 

 ただ、制限は徐々に緩和され、最近の休日には、人気アトラクションは120分近く並ぶということもザラで、混雑抑制が課題のようです」(週刊誌記者)

 

 本誌記者も2月のとある日曜日、ディズニーランドを訪れた。なかでもライド型アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」は、2020年に新設されたということもあって、待ち時間は120分ほどとなっていた。

 

 ふと、脇を見てみると、ポップコーン売り場にも長蛇の列が! 待ち時間に不満を言う子どもたちと、それをなだめるお母さん、お父さんたち。コロナ前のディズニーランドではありふれた光景だったが……。

 

 もちろん、混雑問題を解決するため、ディズニーランド側も対策を講じている。

 

「2021年3月から、ディズニーランド、シーでチケットの変動価格制を導入しています。新料金体系による現在のチケット価格は、7900円~9400円(税込み)。休日などの繁忙期は高く、平日の閑散期は安くすることで、入園の分散を狙っているのでしょう。

 

 1日の入園者数の上限は公表されていませんが、それでも、休日にしか来られない人も多いため、混雑は不可避。『満足度』重視の経営方針とされていますが、来園者の心情とは少し乖離があるようで、ネット上では現行の体制に不満の声も見られます」

 

 たしかにネット上では、混雑について言及するコメントが多く見られる。

 

《個人的にはもっと値上げをして顧客の体験、顧客の質の向上を計ってほしいです。》

 

《高くなる分、来る人は減って最大45分待ちくらいで好きなもの乗れるなら価格帯を上げてもらって構わない。》

 

《困るのは、食事かな?これはいつまで経っても改善されない。食べるのにも1時間近く並んだり、ポップコーン買うのにも30分ぐらい並ばないといけない。せめて食事には困らないようにして欲しい。個人的には、入園料を上げてもらって構わないから、入場者数を増やさないで欲しい。》

 

 40周年イベントが始まれば、さらなる入園者増加が見込まれる。このままではさらに不満が噴出しそうだが……。

( SmartFLASH )

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