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母子手帳がリニューアルで「父親や周囲の方の記録」欄が登場も「役割勘違いしてない?」母親たちから大不評

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.27 15:03 最終更新日:2023.04.27 15:17

母子手帳がリニューアルで「父親や周囲の方の記録」欄が登場も「役割勘違いしてない?」母親たちから大不評

岡山市では全国に先駆け「親子手帳」の名称を採用した(写真・時事通信)

 

 4月27日、Twitterで「母子手帳」「親子手帳」がトレンド入りした。同日朝に放送された『めざまし8』(フジテレビ系)で、この話題が取り上げられたためだ。

 

 母子健康手帳、いわゆる母子手帳は、妊娠出産育児での母子の健康状態を記録するもので、妊娠を届け出ると市区町村から交付される。2023年4月からは、11年ぶりに見直し刷新したものが交付されている。

 

 

 番組では、この刷新された内容を紹介。「親子手帳」という名称に変更する議論があることや、父親や家族が記載するページが新たに加えられたことなどにふれた。

 

 2022年におこなわれた、厚生労働省の母子手帳リニューアルの検討会では、名称について「父親の育児参加や家族の多様性の観点から変更すべき」という意見が出ている。

 

 厚生労働省のホームページで新しい母子手帳の様式を確認すると、「父親や周囲の方の記録」という空白のページがあり「赤ちゃんを迎える気持ちなどを書き留めておきましょう」となっている。

 

 このことについて、SNSでは、ママさんたちの熱い声が飛び交っている。

 

《母子手帳の役割勘違いしてない? あれ母子健康手帳なんだよ。妊娠中の母親の健康と子どもの健康と成長の記録でお気持ちを書くものじゃないんだよ。もともと親の気持ち書く欄なんてまったくなくて成長記録だけしか書けないくらい自由欄少ないよ!お気持ち書きたいなら親子手帳は別に作るべきだよ!》

 

《「母子手帳」を「親子健康手帳」じゃないと父親の自覚が~とか父親の疎外感が~とか言う奴はどんな名称になってもページが出来ても積極的に育児しねーだろ。産んだ「母」と生まれた「子」の健康手帳なんだよ、黙ってろ》

 

《母子手帳は妊娠しているお母さんと赤ちゃんの成長や身体の様子を記録していく手帳でしょ なんでも多様性多様性ってバカなんじゃないか 父親の愛情を記すって、それは育児日記でもつけてけば良いはなし》

 

《母子手帳を親子手帳にしたり父親や周囲の人の記入欄ってなんかクソ要らん気がする。そんな書きたいならノートやメモ帳に書いて子供が大きくなった時に渡してやりって思うが違うんか?》

 

《絶賛母子手帳活用中の妊婦だけど何かあったときのために持ち歩いてるからページ数が少ないほうが嬉しい。軽ければ軽いだけ嬉しい。父親の記録思いを書くページ数なんて増やさんでくれ》

 

 厚労省の検討会では、名称について、すでに「母子手帳」という名称が定着していることから、変更はしないとしている。ただし、すでに「親子手帳」の名称を使っている一部の自治体もあるため、自治体が独自に名称を設定し、併記できることを周知していくという。

 

「親子手帳」の名称は、2001年に岡山市が全国に先駆けて採用。その後、愛知県小牧市、沖縄県那覇市なとでも使われている。

( SmartFLASH )

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