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藤井聡太七冠、王位戦で勝負メシ提供のホテルに「置きサイン」の粋なサプライズで集まる称賛

ライフ・マネー 投稿日:2023.07.11 20:20FLASH編集部

藤井聡太七冠、王位戦で勝負メシ提供のホテルに「置きサイン」の粋なサプライズで集まる称賛

(写真・時事通信)

 

 7月7・8日に愛知県豊田市の「豊田市能楽堂」でおこなわれた「王位戦」第1局で、佐々木大地七段に勝利し、連覇へ好スタートを切った藤井聡太七冠(20)。

 

 2023年6月におこなわれ、藤井七冠が渡辺明名人(当時)に挑戦した第81期名人戦七番勝負では、4勝1敗で勝利し、名人位を奪取。20歳10カ月での名人位獲得となり、谷川浩司十七世名人の持つ最年少名人獲得記録を更新した。

 

 

 また、1995年、当時の7大タイトルをすべて制した羽生善治氏(当時25歳)が達成した史上初の七冠に並び、史上2人めの七冠同時保持者になると同時に、「将棋史上最年少の新名人」となった。

 

 ジャンルは違えど、海の向こうで常識破りの活躍を続ける大谷翔平同様、将棋界で常識破りの記録を打ち立て続ける藤井七冠。対局とともに毎回、話題になるのが、その勝負メシだ。

 

 今回、勝負メシを提供したのは、愛知県豊田市の「ホテルトヨタキャッスル」。藤井は、対局1日めに「オムハッシュドビーフ」、2日めには夏限定メニューの「海鮮五目冷麺」を注文した。2品とも、同ホテルで一般客も食べられるメニューだということで、今後は豊田市を訪れて、同じメニューを頼む将棋ファンも出てきそうだ。

 

 そうしたなか、勝負メシを提供したホテル側にとっては、うれしいサプライズがあった。なんとチェックアウトの際に、藤井七冠は直筆のサイン色紙を部屋に置いていったというのだ。

 

 ホテルの担当者は『東海テレビ』の取材に「忘れ物がないかなどチェックさせていただいた際に、お部屋に置いていただいていたと。本当にびっくりしました」と回答している。

 

 色紙には、右側に縦書きで「ホテルトヨタキャッスル様へ」の宛名が書かれ、真ん中に大きく「大志」の文字、そして左側に「王位 藤井聡太」と書かれている。

 

 この粋すぎるはからいに、ネット上では、

 

《藤井聡太七冠の礼儀正しさ、育ちの良さ、謙虚さは、将棋の天才だけでなく人間性の素晴らしさに魅了されます。どなたと対局されても挨拶は、相手の方よりも後まで頭を上げません。ホテルの方も驚かれたことでしょうね。忘れ物が無いかチェックに行き、思いがけない贈り物を発見し皆さん大感激でしょう》

 

《粋な計らいですね 直接でなくそっと部屋に置いてあるなんて ちゃんと宛名も書いてあり一点物なのでこれからの営業でも価値のある色紙になりましたね》

 

《素晴らしい心遣い。20そこそこの人ができることではないね。しかも七冠なのに、あえて王位防衛戦ということで、王位と書いたのも立派だな》

 

 などと称賛の声であふれた一方、「大谷翔平とダブる」と、大谷を連想する意見や、「いつか二人の対談が見てみたい」といった声もあった。

 

 対局以外でも、また株をあげた藤井七冠。本誌からもあらためて称賛を送りたい。

( SmartFLASH )

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