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クラフトビールに合う“最高の肴”は?ビアソムリエが語る最高の組み合わせ「IPAはカツ丼と!」
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2023.08.26 06:00 最終更新日:2023.08.26 07:35
大手メーカーも続々参戦し、スーパーやコンビニのお酒売り場で存在感を増しているクラフトビール。 現在、市場は右肩上がりで伸びており、スーパーやコンビニのお酒売り場で目にする機会も格段に増えてきた。
せっかく飲むなら、最高の肴と! ジャパンビアソムリエ協会理事でフードコーディネーターの根岸絹恵さんにクラフトビールのペアリングのコツを聞いた。
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「『志賀高原IPA』にはズバリ、カツ丼。IPA系は、しっかりとした苦味があるのが特徴。その苦味を消すのではなくフォローするために、甘味と旨味がある料理が合います。カツ丼にはみりんの甘味と醤油やトンカツの旨味があるのでぴったりなんです。
『ブルックリンラガー』や『ロジャーズ・ピルスナー』は、日本人に馴染み深いラガー系なので、苦味とキレが料理の旨味を引き立ててくれます。醤油の味付けよりも食後の余韻が少ない塩味がオススメ。焼き鳥ならタレではなく、塩を選んでみてください。定番の唐揚げや餃子でもいいのですが、肉の脂がビールの味を邪魔してしまう可能性も。ペアリングはビールと料理の両方を引き立てるのが基本ですから、水のようにごくごく飲みたい方以外にはあまりオススメしません。
『Great Blue』はバスクチーズケーキと一緒に。スッキリとした酸味とレモンの風味が、チーズケーキのコクを引き立ててくれるので、バランスよく楽しめますよ」
写真・木村哲夫