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帝国ホテル、JR東海、ホンダ、マツキヨ…9月末にやってくる「株式分割祭り」買うならいつ?

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2023.09.06 16:05 最終更新日:2023.09.07 16:58

帝国ホテル、JR東海、ホンダ、マツキヨ…9月末にやってくる「株式分割祭り」買うならいつ?

写真・AC

 

 2023年9月末に「株式分割」をする企業が目立っている。個人投資家が「まるでお祭り状態」と言う背景には、2024年1月からスタートする『新NISA』がある。

 

「『新NISA』は年間非課税投資枠が360万円に拡充され、非課税保有限度額も1800万円まで引き上げられます。非課税保有期間も無制限になるなど、投資環境が格段によくなるのです。

 

 これをきっかけに、個人投資家の資金がますます株式投資にまわるとみられるので、企業は積極的に株式分割をして、個人投資家の取り込みを図っているのです。

 

 7月にはNTTが1株を25株にする株式分割をおこないました。分割前だと同社株への投資に最低40万円超が必要でしたが、分割後は2万円弱で購入できるようになり、注目されました。

 

 東京証券取引所が『個人が投資しやすい、望ましい投資単位の水準は5万円以上、50万円未満』としたことも後押しになっています」(経済担当記者)。

 

 9月末に株式分割をおこなう企業は、一般的に名前を知られている企業だけでも「帝国ホテル」(2分割)、「サカイ引越センター」(2分割)、「東海旅客鉄道(JR東海)」(5分割)、「本田技研工業」(3分割)、「デンソー」(4分割)、「マツキヨココカラ&カンパニー」(3分割)、「ヤクルト本社」(2分割)などがあり、29社が株式分割するとされている。

 

 これまでは資金的に購入できなかった大型株も株式分割で手が届くようになったが、「どのタイミングで買えばいいのだろう」と悩む投資家も多いはず。そこで個人トレーダーで、多くの分割株式を手がけてきたTAKUMI氏に聞いた。

 

「ひと昔前まで、株式分割は株価か上がるので投資家にはとても好感されました。しかし、今は分割が発表されるのと同時に配当や株主優待についての変更も公表されます。

 

 その内容によって実質的に株価が変わらない、あるいは人気が下がる銘柄もありますから、事前リサーチは欠かせません。NTTが分割したときは、株主優待の単元が従来どおりだったので優待目的だった投資家などが『失望売り』をしたと思います。

 

 また、分割にともない、これまで株を保有していた投資家が売りやすくもなるので、株価が下がるという懸念もあります」

 

 TAKUMI氏は「企業が株式分割を発表する前に『この会社は株式分割しそうだな』という銘柄を見つけることも賢い買い方につながる」と言う。

 

「見つけるヒントになるのは、株価が上がり続けていて、過去にも株式分割をしたことがある企業です。9月末に分割を予定している『村田製作所』は2019年に続いて2回めの分割になります。

 

 9月ではありませんが、『ハイデイ日高』は2015年から2019年まで毎年のように分割を繰り返してきました。昨今の株価上昇と業績の回復で、数年以内ぐらいで株式分割を再開しそうな予感がします」

 

 今年の秋は株式分割企業に注目だ。

( SmartFLASH )

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