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「きのこの山」ワイヤレスイヤホン発売に戦慄する「たけのこの里」ファン「買いたいけどプライドが許さない」

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2023.11.18 15:30 最終更新日:2023.11.18 15:30

「きのこの山」ワイヤレスイヤホン発売に戦慄する「たけのこの里」ファン「買いたいけどプライドが許さない」

ワイヤレスイヤホンとなった「きのこの山」(明治のリリースより)

 

 11月17日、食品メーカーの明治は、チョコレート菓子「きのこの山」を模した、127言語対応の同時翻訳機能つきワイヤレスイヤホンを2024年春に発売すると発表した。「きのこの山」「たけのこの里」をグローバルに拡大する戦略の一環で、X(旧Twitter)の同社公式アカウントで、7月に架空の商品として公開したところ、商品化を望むコメントが殺到したため、発売を決めたという。

 

「きのこの山のワイヤレスイヤホン」は、プロダクトクリエーターのミチル氏が監修。きのこの山の傘の部分がスピーカーになっており、耳に入れるデザインとなった。ケースも本物の商品パッケージを小さくしたデザイン。イヤホンは数量限定で、価格や販売方法は、後日、発表される。

 

 

「きのこの山イヤホン」は、奇抜な外見ながら、127言語対応の同時翻訳機能つきとあって、SNSでは大きな反響となった。

 

《何だこれ!!欲しい!!》

 

《きのこの山にしてホンヤクコンニャク…》

 

《スペック高くてわろた》

 

 だが、これに我慢できないのは「たけのこの里」派だ。1975年に「きのこの山」、1979年に「たけのこの里」がそれぞれ発売されて以降、同じチョコレートスナック菓子ながら、まったく違う食感であることから、「きのこたけのこ戦争」が長く続いてきたからだ。

 

 明治もこの“戦争”に乗り、「きのこの山・たけのこの里 国民総選挙」を開催。2019年には嵐の松本潤が率いる「新きのこ党」が、美輪明宏が率いる「新たけのこ党」に602万票対456万票で勝利していた。

 

 そのため、「きのこの山イヤホン」の発売が決定したことに、SNSでは「たけのこの里」派から恨み節のような声が上がっている。

 

《今まで散々、たけのこの里推してきた奴らが手のひら返してきのこの山(イヤホン)買い出すのが目に見えてる。俺は生粋のたけのこ民》

 

《このイヤホンの発売によって、たけのこの里派からきのこの山派へと寝返る者が出る可能性が有る事に強い危機感を感じています…》

 

《最高に面白そうだから買ってみたいんだけど、残念ながら、たけのこの里派なので、プライドが許さない》

 

《きのこの山は食えたもんじゃないからイヤホンになったんですね(たけのこの里過激派)》

 

 さらにSNSでは、「たけのこの里」派から、イヤホンに対抗する商品開発を求める声が多く上がっている。

 

《対抗として、たけのこの里ヘッドホンとかどうですか》

 

《きのこの山が同時通訳イヤホンならたけのこの里はAIスピーカーで対抗しろ》

 

《たけのこの里スピーカーを作るか有線イヤホンにしてマイクの部分をたけのこにしてくれ》

 

「きのこの山イヤホン」の発売決定は、今後の「きのこたけのこ戦争」の行方を左右する画期となりかねない。

( SmartFLASH )

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