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元ボクシング世界王者「内藤大助」が脳ドッグに挑戦

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2017.10.15 06:00 最終更新日:2017.10.15 06:00

元ボクシング世界王者「内藤大助」が脳ドッグに挑戦

 

 脳疾患の危険性を調べる方法のひとつが脳ドックだ。最新機器は30分~1時間ほどの検査で、脳動脈瘤や脳の血管狭窄、腫瘍の有無を診断できる。今回は、元ボクシング世界王者でタレントの内藤大助(43)に最新の脳ドックを体験してもらった。

 

 まずは問診を受け、目・頭・心臓の手術歴、インプラントの有無などを伝え、同意書にサイン。

 

「42戦してむち打ちになったくらい。大きな怪我、病気はありません」(内藤)

 

 ローブに着替え、騒音軽減用に耳栓を装着。時計やアクセサリーなどの金属類は取り外す。

 

「年々ひどくなる物忘れを除き、頭痛に関する心配事は特にないんだけど……緊張しますね」(内藤)

 

 頭部が動くと画像がブレるため、スポンジで固定。検査中、騒音や狭い場所で気分が悪くなった場合に押せるように、ブザーを握ってもらう。

 

「MRI室には被験者しか入れないため、検査が始まると別室のモニターで様子をチェックします」(スタッフ)

 

 30分ほどで検査終了。

 

「目をつむって、半分以上眠ってました。音は気にならなかったけど、寝返りを打てないのがきつかった。けっこう汗が出ましたね」(内藤)

 

 検査後すぐ、脳の画像を見ながら、検査結果の説明を聞く。異常が見つかるのか、思わず緊張する一瞬だ。

 

「内藤さんの場合、パンチドランカー予備軍という可能性を踏まえ、普通のMRIでは見えないような細かい出血の検査も実施しました。

 

 脳梗塞や脳出血、脳腫瘍、脳の萎縮はなし。脳動脈瘤や血管の狭窄などの異常もありませんでした。43歳の男性としては健康な脳です」(内科・脳神経外科 西原クリニック院長・西原哲浩医師)

 

 現役時代は、定期的にMRIを受けて、脳の損傷をチェックしていたという内藤。最新機器での快適な診断に緊張しつつ、満足げだった。

 

 胸を撫で下ろす内藤に検査の感想を聞いた。

 

「きっかけがないとなかなかやらないから、やってみるべきだと思いました。健康はお金で買えない。何もなくてよかった~!」(内藤)

 

ないとうだいすけ
元WBC世界フライ級王者 1974年8月30日生まれ プロ時代の試合数は42試合。2011年の引退後はボクシング解説者、タレントとして活躍する。2児の父

 

協力:内科・脳神経外科 西原クリニック

 

(週刊FLASH 2017年9月26日号)

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