ライフ・マネー
ドラマ『BG』で話題「民間ボディガード」は1時間4000円から
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2018.03.02 16:00 最終更新日:2018.03.02 16:00
『BG』の警備監修者・古谷謙一氏(41)は元警察官で、警備会社「ビーテックインターナショナル」常務。各国首脳や、ハリウッド俳優らを警護してきた。
「民間ボディガードの料金は、具体的な犯罪行為が想定される場合、1時間4000円〜ですが、依頼主次第のところもあります。こちらが万全の警備体制を提案しても、折り合わなければその予算内で、となります」
予算も人員も気にせず、大きな組織力で警備できる警察とはそこが大きく異なる。
「日本では、給料も月20万円台中盤からと、高くない。海外では、警察よりも社会的地位も報酬も高い国もあります。ドラマを機に、業界に注目が集まればいいですね」
それにしても、警備や護衛にはどのような種類があるのか。
●セキュリティポリス(SP)
警視庁警備部警護課に所属。政府要人を警護する。首相や大臣、国賓などの身辺を警護する。
●皇宮護衛官
皇宮警察本部所属。天皇や皇族の護衛、皇居の警備を任務とする司法警察職員。
●身辺警戒員(PO)
都道府県警察に属する組織犯罪対策、警備などの部門に勤務している警察官から選抜。2011年施行の暴排条例で民間人警護のために制度化された。
●民間ボディーガード
警備業法第2条1項4号の警備業務のひとつ。ドラマ『BG』で描かれているのはこちら。
つまり、江口洋介は公務員だが、キムタクは会社員ということになる。
(週刊FLASH 2018年2月20日号)