ライフ・マネーライフ・マネー

パークマンサー「東京に負けた」と地元・富山で米作り…いまや農業に夢中「クレーン水没アホだよ♪」

ライフ・マネー
記事投稿日:2025.07.20 06:00 最終更新日:2025.07.20 07:32
出典元: 週刊FLASH 2025年7月29日・8月5日合併号
著者: 『FLASH』編集部
パークマンサー「東京に負けた」と地元・富山で米作り…いまや農業に夢中「クレーン水没アホだよ♪」

2024年秋、パークマンサーはたわわに実った稲穂と2ショット

 

「令和の米騒動」で大忙し! 田んぼに夢を託してきた芸能人に聞く、米作りの喜びと人生の転機とは――。

 

『学校へ行こう!』(TBS系)でglobeのマーク・パンサーをパロった芸で一躍人気者となったパークマンサー(47)だが、徐々に芸能の仕事が減り、「東京に負けた」と、関東近郊に引っ越した。

 

「2017年ごろかな、家庭菜園レベルで野菜づくりを始めたんです。それまで、何を聞かれてもひと言で返すキャラだったんで、さかなクンさんみたいに、夢中で語れる何かを作ろう、と計算したうえで(笑)。僕はせっかくアンチができにくい芸風ですし、今後も食べ物にかかわっていれば、文句を言う人もいないだろうって。虫が大嫌いだったのにね」

 

 

 2019年に音楽フェスの仕事で帰郷すると、自分を応援してくれるファンが地元にはまだ多いと気づいた。「富山で農業しようかな」とSNSでつぶやくと、出身の射水市の隣、富山市の田畑を貸してもらえることになった。

 

「2ヘクタールの土地に、コシヒカリと10種類ほどの野菜を生産しています。ほかと米を食べ比べることはあまりしないですけど、僕が作る米は粒にしっかりと水分を含んでいて、やっぱうまいですよ。でも、今や週6日を農業に割いているのに、残り1日の芸能の仕事の稼ぎのほうが、圧倒的に多い(笑)」

 

 じつは、農業に従事する姿勢をSNSに投稿しつづけた結果、YouTubeやTikTok広告などへの出演や営業案件が絶えず、地元局のラジオ番組にもレギュラー出演しているのだという。

 

「お陰さまで米は去年のぶんは完売でしたが、やっぱ芸能で跳ねないとキツいです。有機栽培だと草取りが大変で、今の時期は毎日這いつくばって抜いています。水田除草機も使いますが、水没させてクレーン車を呼んだら、それだけで十数万円かかったアホだよ♪」

 

 しかし、転んでもタダでは起きないのがパーク流。その収穫は、ちゃっかり「クレーン米 沼ひかり」と名づけて売ったのである。

 


パークマンサー
2002年、サッカー日本代表が日韓W杯で敗れた夜に『学校へ行こう!』で鮮烈デビュー。『パークマンサーのAHOラジ』(北日本放送)に出演中。米や野菜はオンラインショップ「やおや はちまるく」で「八〇九」ブランドで直販をしている

 


取材/文・鈴木隆祐

続きを見る
12

今、あなたにおすすめの記事

ライフ・マネー一覧をもっと見る