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「かぜ薬と胃腸薬」「かぜ薬と栄養ドリンク」飲み合わせに注意

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2018.04.18 16:00 最終更新日:2018.04.18 16:00

「かぜ薬と胃腸薬」「かぜ薬と栄養ドリンク」飲み合わせに注意

「写真・AC」

 

かぜ薬と胃腸薬」「かぜ薬と栄養ドリンク」飲み合わせ注意

 


 歓送迎会の多いこれからの時期、つい手が出てしまうのが胃腸薬。不安定な気温で、かぜもひきやすくなっており、飲みすぎたうえに起きたらかぜ気味、なんていうことも。

 

 胃腸薬とかぜ薬なら、一緒でも大丈夫と考えがちだが、じつはこれ、NGな飲み合わせだ。多くの胃腸薬には、副交感神経を抑制させる抗コリン作用を持つ成分が含まれており、これによって、胃腸の過剰な活動を抑える。

 

 一方、かぜ薬には抗ヒスタミン成分が含まれていて、この第一世代のものと効能が重複してしまうことがあるのだ。

 

 かぜといえばやりがちなのが、栄養ドリンクとかぜ薬の併用。

 

「総合感冒薬と呼ばれるかぜ薬の多くに、カフェインが配合されています。そして、栄養ドリンクにもカフェインが含まれているものが多いのです。同時に飲むと、眠気防止薬として売られているカフェイン剤よりも、多くのカフェインを摂取してしまう場合があります。

 

 寝る前に併用した場合、寝つけない、心臓がドキドキする、トイレに頻繁に行きたくなる……などが起きる可能性があります。かぜでゆっくり休みたいのに、これでは逆効果。かぜ薬を飲むなら、栄養ドリンクはノンカフェインのものを選びましょう」(公園前薬局 薬剤師・堀美智子さん)

 

(週刊FLASH 2018年3月27日・4月3日合併号)

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