ライフ・マネーライフ・マネー

【170cmでは72kg→78kgでもOK】国が定める適正体重は「リスクを強調しすぎ!」気鋭のシンクタンクが“50代に新提言”(画像1/8)公開日:2026.04.11 更新日:2026.04.10

グローバル政策研究機構・黒田岳士代表理事

グローバル政策研究機構・黒田岳士代表理事

1/8

ウチカラクリニック・森勇磨医師

ウチカラクリニック・森勇磨医師

2/8

(1)【LDLコレステロール】「基準値の上限は119mg/dLとされていますが、140mg/dLを超えたとしても、すぐに薬物治療が必要になるわけではありません。ただし、180mg/dLを超えた場合は明確にリスクが高く、注意が必要です。また、高血圧や喫煙習慣、糖尿病などのリスク要因を併せ持つ人は、より厳格に120mg/dL未満を目指す必要があります。LDLコレステロールは遺伝の影響も受けやすい項目です」(森医師、以下同)

3/8

(2)【ヘモグロビンA1c】「糖尿病の指標となる数値で、5.7〜6.4%は“予備軍”とされます。6.5%を超える場合は糖尿病の疑いがあり、精密検査が必要です。ただ、6.0%以下であれば大きな問題はないと考えられます。糖尿病の発症には遺伝的要因も関係しますが、暴飲暴食によって膵臓が疲弊し、インスリンの分泌が低下することも大きな要因です。また、脂肪組織はインスリンの働きを妨げるホルモンを分泌するため、肥満の人ほど発症リスクが高まります。数値の上昇を防ぐには、過度に太らないこと、そして筋肉量を維持・向上させることが重要です。有酸素運動と筋力トレーニングの両立が効果的です」

4/8

(3)【尿酸値】「基準値の上限である7.0mg/dLを超えると、高尿酸血症とされます。数値が8、9、10と上がるにつれて、痛風や尿路結石のリスクは確実に高まります。尿酸値は、7.0を超えると“安全圏”ではありません。尿酸は血中で結晶化し、針のような形で関節に沈着することで、激しい痛みを引き起こします。さらに同様の結晶が腎臓にも蓄積すると、腎機能の低下を招くことがあり、いわゆる『痛風腎』と呼ばれる状態につながることもあります。放置すれば、関節だけでなく腎臓にもダメージが及ぶ点に注意が必要です」

5/8

(4)【クレアチニン】「クレアチニンは、筋肉の代謝によって生じるゴミ(老廃物)で、腎臓でろ過されて尿として排出されるものです。基準値は男女で異なりますが、男性の場合はおおむね1.00mg/dLくらいが基準値とされています。この値が上昇している場合、腎機能の低下が疑われます。ただし、筋肉質な人では腎臓が正常でも高めに出ることがあるため、数値だけで判断するのは危険です。反対に、高齢者や体格の小さい人は低めに出やすく、わずかな上昇でも注意が必要になります」

6/8

(5)【e-GFR】「腎臓がどの程度、血液をろ過できているかを示す指標です。クレアチニン値に年齢や性別を加味すれば算出できるものですので、会社の健康診断では、記載されないことがあります。しかし腎機能を評価するうえでは、クレアチニン単独よりも実態に近い指標といえます。60以上がひとつの基準とされ、もしそれを下回る場合は、かかりつけ医に相談して尿検査でのタンパク尿の有無なども含めて、総合的に判断することが重要です。自分で年齢や身長、体重、クレアチニン値などを入力すれば、e-GFRがわかるサイトがいくつかありますので、利用するのもいいと思います」

7/8

グローバル政策研究機構・黒田岳士代表理事(左)とウチカラクリニック・森勇磨医師

グローバル政策研究機構・黒田岳士代表理事(左)とウチカラクリニック・森勇磨医師

8/8

ライフ・マネー一覧をもっと見る

今、あなたにおすすめの記事