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藤井聡太を打ち破った男「上村亘四段」が語る攻略法ライフ・マネー 2018.09.12

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 公式戦100局を終えた時点で15敗。勝率は8割5分と驚異的で、先手番では9割を超える。これまで藤井聡太七段に黒星をつけた棋士が明かす天才の「急所」と「攻めどころ」とは。

 

 先手番での勝率が10割だった藤井に、初めて黒星をつけた男が上村亘四段(31)だ。取材をすると、その勝利は緻密な作戦の結果だったことがわかった。

 

 

「対戦3週間前から、空いている時間はすべて藤井戦を想定した研究につぎこみました。100時間以上はやったと思います。それは当日、有効に働きました。あらゆることを想定して臨むことができたので」

 

「先手・藤井、後手・上村」で始まった対局は、自身が後手番になったときに想定していた “横歩取り戦法” で進行した。これは上村の得意戦法であり、藤井(当時四段)はまだ公式戦では経験がなかった。後手の快勝に終わると、「藤井が横取りが苦手なのか」といわれるようになった。

 

 しかし藤井はその後、横取りの戦型で名人の佐藤天彦に勝ち、すでに苦手を克服したと考えられている。

 

 誰よりも事前研究をしたという上村だが、ほかに弱点を見出したのだろうか。

 

「空中戦とか華やかな戦型に比較的弱い気がします。がっちり組み合うよりも、大駒が飛び交って、技がかかりやすい展開。定跡から外れて、研究や経験をしていない将棋が苦手かもしれない」

 

 一方で、藤井将棋とは何を考えているのかわからないものがあるという。 

 

「どこまで読んでいるのか」と、得体の知れない怖さを感じてしまう。そういう気持ちにさせられる棋士は少ない。

 

「藤井さんの潜在能力を考えると、持ち時間が長いとそれだけ精度が上がる。次に対戦するときは、複雑な局面に持ち込んで、中盤で時間を使わせることが対策として大事だと思います。秒読みで叩き合いの勝負になれば、勝つ可能性は上がると思います」

 

 現在の藤井の実力は将棋界のどの位置にあるのか。 

 

「五本の指に入るでしょう。最強は、個人的には豊島将之棋聖だと思います」

 

かみむらわたる 
1986年12月10日生まれ 東京都中野区出身 2012年10月四段昇進、C級2組

 

(週刊FLASH 2018年9月4日号)

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