【アラフィフ男に本当に必要なオプション検査5】
(1)胃カメラ(3,150〜8,400円)・大腸カメラ(21,000〜29,400円)
口から内視鏡を入れて胃や十二指腸の状態を診る。中高年になると、大腸ガンのリスクも高まるので、大腸も検査したい。こちらは肛門から内視鏡を入れて状態を観察する。
(2)頭部MRI(16,800〜18,900円)
脳卒中のリスクが高まる50代は、一度は受けておきたい。磁気によって断面画像を撮影するMRIは骨の影響を受けにくいので、部位によっては正確な診断をしやすい。
(3)胸部CT(6,300〜15,750円)
体にX線を照射し、コンピュータで解析した断面図を画像化。血管の細部まで見られるので、レントゲン検査では見落としがちな微細なガンも発見できる。
(4)PSA(1,890〜4,200円)
ガン細胞によって生まれる特定物質の有無から、ガンにかかっている可能性を判定する腫瘍マーカー検査のひとつで、中高年男性の多くに発症リスクがある前立腺ガンを調べる。
(5)骨密度(1,050〜5,250円)
骨密度の低下は、将来、寝たきりになる可能性のある骨粗鬆症につながる。かかとの部分を液体の入った袋で挟み、超音波を当てて測定する。
※「金額の目安」は、日本人間ドック健診協会の「オプション検査における各機関の実施状況報告」(2010年調査)に基づく
(週刊FLASH 2018年9月4日号)