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固定金利で買ったA氏「住宅ローン借り換え」で351万円も得!

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2018.10.26 06:00 最終更新日:2018.10.26 06:00

固定金利で買ったA氏「住宅ローン借り換え」で351万円も得!

 

「いま住宅ローンを借り換えることにより、多くの方が大きなメリットを得ることができます」

 

 そう語るのは日本ファイナンシャルプランニング・不動産事業部の田中大輔氏だ。住宅ローンアドバイザーの資格を持つ田中氏は、「今がベストタイミングだ」と断言する。

 

 

「今年9月の時点で、全期間固定金利型の『フラット35』が1.39%。もっとも金利が低い変動金利型では0.5%を切るものさえあります。これは『ほぼ無利息』と言っていいほどの超低金利です。

 

 2016年2月に導入されたマイナス金利の影響もあり、史上最低水準にあるのが今なのです」(田中氏、以下同)

 

 金利が少し違うだけで支払額に大きな違いが出るのが住宅ローンだ。

 

 たとえば借入金3000万円で35年ローンを組んだ場合、金利3.0%での利息は1849万円になる。これが2.5%に下がるだけで利息は1504万円となり、345万円もの差が出る。2.0%ならば金利は1174万円で、差額は675万円。手数料などを考慮しない単純計算だが、金利の重要性は明らかだ。

 

 そこで実際に住宅ローンを返済しているサラリーマンの借り換えを、田中氏監修のもと、シミュレーションしてみることにした。

 

 借り換え条件は一律で設定。「フラット35」に、金利は1.39%に設定。借り換えの際に必要な融資手数料は、融資額の2.16%。登記費用35万円、収入印紙代2万200円とし、これらを借入残高に上乗せして借り換えることにする。

 

 今回は40代会社員のA氏のケース。2004年にマンション(4LDK/92平米)を3980万円で購入し、2039年までフラット35で支払い予定。現在の残高2873万円に、融資手数料・登記費用など約101万円を加え、借入金額を2974万円という条件に設定したが……。

 

 借り換えシミュレーションの結果、月々の支払いが1万4000円も減り、支払総額でなんと351万円も得することが判明したのだ。

 

「Aさんの場合、金利は半分以下になり、借入残高もまだまだあるので、これだけ大きなメリットが出るのです」

 

 結果を聞いたA氏はすぐに、ローン借り換えの検討に入ったそうだ。

 

●埼玉県川口市在住・A氏の場合、351万円の減額に!

 

【借り換え前】
金利=2.80%
月々の支払い=15万円
総支払額=3803万

 

【借り換え後】
金利=1.39%(-1.41%)
月々の支払=13万6000円(-1万4000円)
総支払額=3452万円(-351万円)


(週刊FLASH 2018年10月16・23日合併号)

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