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【駅そば東西対決】満腹でも、もう一杯「具材」豊かな12店
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2018.11.22 16:00 最終更新日:2018.11.22 17:24
関西で広く普及している「にしんそば」は、甘辛い甘露煮にすることで臭みを消すものの、柚子皮や刻み海苔などを添えることはまずない。
【関西の名店データ】
●麺ざんまい(近鉄京都線 京都駅)
にしんそば(420円)
じっくり煮つけたニシンは柔らかい。臭みを消すだけでなく、甘辛い味つけが中までしっかりしみていて味わい深い
そして、「粉もので飯を食う」が当たり前の関西。新大阪駅で40年以上続く、浪花そばでは、「たこ焼き」も駅そばのトッピングラインナップに加わる。
これが、意外なほどうまい。そもそもたこ焼きの生地には出汁が入っているのだから、つゆとの相性は疑うべくもないのだ。
【関西の名店データ】
●浪花そば(JR新大阪駅)
たこ焼きそば(500円)
ふんわりしたたこ焼きは、麺やつゆと一体化する。箸で半分に割って、つゆを掬うようにして食べるのがおすすめ
取材/文 鈴木弘毅
すずきひろき 1973年生まれ。少年期から一人で暖簾をくぐり続ける駅そばフリーク。近著は『駅そば 東西食べくらべ100』
※価格は2018年11月現在のもの
(週刊FLASH 2018年11月20日号)