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【駅そば東西対決】満腹でも、もう一杯「具材」豊かな12店

ライフ・マネー 投稿日:2018.11.22 16:00FLASH編集部

【駅そば東西対決】満腹でも、もう一杯「具材」豊かな12店

?利庵のかき揚げそば

 

 鉄道駅の構内外(駅から徒歩5分以内と定義)で、早く安く提供してくれる、「駅そば」。

 

 近年、女性や高齢者の利用増加もあって、味やメニューが急速に進化している。さらに、地域に順応しながら進化することで、より「ご当地性」も深まっている。

 

 関東でも関西でも、天ぷらそばは大人気。しかし、食べてみるとだいぶ違う。関東は、店内で揚げた天ぷらを提供する店が増えている。具だくさんで、サクサク食感。

 


【関東の名店データ】

●?利庵(JR品川駅)
かき揚げそば(500円)
麺の上にそそり立つ、円筒形のかき揚げは、空気を含ませて揚げるので、箸で簡単に崩せて食べやすい

 

 

都そばの天ぷらそば

 

 一方の関西では、衣が多い揚げ置きの天ぷらが主流だ。しかし、「具材が少ない」と侮るなかれ。出汁を含んだとき、その奥深さをまざまざと感じるのだ。

 

【関西の名店データ】

 

●都そば(大阪メトロ 堺筋本町駅)
天ぷらそば(330円)
一見B級グルメ的な天ぷらだが、出汁との融合で劇的に美味しくなる。時折、小エビの香ばしさが駆け抜ける


 さらに、関東では春菊天がポピュラーで、かき揚げに次ぐ二番人気にランクインする店も多い。

 

あずみの「春菊天そば」

 

 そのスタイルは、かき揚げ状に仕立てる店や、池袋駅にある、乱切りそば あずみの「春菊天そば」のように、豪快な姿揚げにする店など、千差万別。春菊天そばだけを食べ歩くのも楽しい。

 

【関東の名店データ】

●乱切りそば あずみ(JR池袋駅)
春菊天そば(450円)
姿揚げの春菊天は見た目に豪快なだけでなく、丸く形を整えたものよりも固くなりにくい。青々とした春菊本来の香りを存分に楽しめる

 

水戸上りそばの「納豆そば」

しぶそばの「冷やしぴり辛ねぎそば」

 

 このほか、水戸駅にある水戸上りそばの「納豆そば」、東急沿線を中心に展開するしぶそばの「冷しぴり辛ねぎそば」など、素材自体に強い主張力のあるメニューもうまい。


【関東の名店データ】
●水戸上りそば(JR水戸駅)
納豆そば(380円)
関東ならではのメニュー。刻み海苔が香り、つゆとのマッチングも上々。付属のレンゲで最後の一粒まで完食できた


●しぶそば(東急田園都市線 中央林間駅)
冷しぴり辛ねぎそば(460円)
たっぷり白ネギに、角切りチャーシューとラー油を。注文を受けてから和えるので、最後までシャキシャキ感が持続する

 

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