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【食堂のおばちゃんの人生相談】47歳・自動車関連業のお悩み
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2018.12.28 11:00 最終更新日:2018.12.28 11:00
「食堂のおばちゃん」として働きながら執筆活動をし、小説『月下上海』で松本清張賞を受賞した作家・山口恵以子。テレビでも活躍する山口先生が、世の迷える男性たちのお悩みに答える!
【お悩み/トロさん(47)自動車関連】
一滴も酒が飲めないのに、毎年、忘年会に強制参加させられ、飲む人と同じ会費を徴収されています。子供の進学で出費を抑えたいのに、納得できません。波風立てずに会費を安くしてもらう方法はありませんか?
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【山口先生のお答え】
お気持ち、良くわかります。私はお酒が大好きなので、呑み会に下戸の人がいると、同じ会費をいただくのは心苦しいので、必ず酒代を割り引くようにしています。
トロさんの会社の場合も、忘年会が強制参加なら、本当は幹事さんが、下戸と上戸の会費を変えるべきですよね。
考えてみれば、トロさんと同じく釈然としない思いを抱いている人は、他にもいるはずです。そういう人たちと協力して、みんなで幹事さんに直訴したら如何でしょう?
あるいは、忘年会に出たくない人もいるはずなので、自由参加にしてもらうとか。これはワガママでも身勝手でもありません。実際に、私と下戸の人が吞み屋で使う金額は大幅に違うのですから。
トロさん、狙い目は女子社員です。女性には下戸が多いし、会社の忘年会に出たくない人も多いです。そういう女性と仲良くなって、2人きりで忘年会をやっちゃいましょう!
やまぐちえいこ
1958年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。就職した宝飾会社が倒産し、派遣の仕事をしながら松竹シナリオ研究所基礎科修了。丸の内新聞事業協同組合(東京都・千代田区)の社員食堂に12年間勤務し、2014年に退職。2013年6月に『月下上海』が松本清張賞を受賞。最新刊『婚活食堂』が発売中