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【食堂のおばちゃんの人生相談】44歳・新聞社社員のお悩み
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2019.01.05 11:00 最終更新日:2019.01.05 11:00
「食堂のおばちゃん」として働きながら執筆活動をし、小説『月下上海』で松本清張賞を受賞した作家・山口恵以子。テレビでも活躍する山口先生が、世の迷える男性たちのお悩みに答える!
【お悩み/てんさん(44)新聞社】
最近、急に白髪が目立つようになりました。頭髪はもちろん、髭や鼻毛まで白髪が交じります。このまま急速に老化が進むのではないかと思うと、心配で夜もおちおち眠れません。
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【山口先生のお答え】
おやまあ、寝不足になると更に白髪が増えるんじゃありませんか。泣きっ面に蜂ですね。でも、てんさんが求めているのは白髪の解消法ではなく不安の解消法なので、私も思いきって申し上げます。
そもそも白い毛を白髪と思うからいけないのです。白い毛はプラチナブロンドです。そう思いましょう! ほらね、素晴しいでしょ?
染めてもいないのに髪の毛も眉毛も鼻毛もプラチナブロンドなんですよ。美容院代、得したじゃありませんか。
それに、北欧に親戚もいないのに全身プラチナブロンドなんて、少女マンガみたいでカッコ良いですよ。クヨクヨしないで自信を持って、自慢しておやりなさい。
そういえば樹木希林さんがお亡くなりになって話題に上った内田裕也さんも、髪の毛真っ白でしたっけ。というわけで、今日からあなたもロケンロール!
やまぐちえいこ
1958年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。就職した宝飾会社が倒産し、派遣の仕事をしながら松竹シナリオ研究所基礎科修了。丸の内新聞事業協同組合(東京都・千代田区)の社員食堂に12年間勤務し、2014年に退職。2013年6月に『月下上海』が松本清張賞を受賞。最新刊『婚活食堂』が発売中
(週刊FLASH 2018年10月30日号)