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40代記者の「東京ナンパ聖戦記」出戻りが吉!の西荻窪南口

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2019.01.10 16:00 最終更新日:2019.01.10 16:00

40代記者の「東京ナンパ聖戦記」出戻りが吉!の西荻窪南口

 

 歳を重ねるほどに合コンの機会がなくなり、女性との出会いが少なくなっていくのが、40を過ぎた男性の悩み。街コンなど出会い系パーティも、30代半ばまでがメイン層で、40代記者も、そういった場では完全に落ちこぼれだった。

 

 残されたチャンスは、ミドル世代の出会い系パーティや既婚者合コンぐらい。でも、同世代以上の女性と出会うよりは、やはり「自力で」「自然に」「若い女性と」出会いたい。その志を胸に、40代もまだ戦える最後の場所を求め、戦い続けている。

 

 

 少しでもみなさまの出会い活動に役立てればと、東京の飲み屋横丁で記者が体験した、女性たちとの「聖戦」をガチレポートする。自分で決めたルールはたったひとつ、「ひとり飲みの女性に声をかける」ということだけ。それではいざ、西荻窪へ。

 

 中央線沿線で、最も多くの単独女性と知り合い、仲良くなれた場所が、西荻窪駅南口にある「南口飲屋街(柳小路)」だ。古き良き飲み屋街の形を残すこの横丁は、大学生から20代のOL、40代人妻まで、幅広い世代の女性たちが、夜な夜なひとり飲みに興じている。

 

 西荻窪は、中野や高円寺よりも新宿から離れており、吉祥寺より敷居が低い。都会にはない地元感にあふれ、女性も「お出かけして飲みにいく」という意識が希薄なまま、気楽に飲みに来ている。
  

 駅北口から商店街周辺にも多くの飲み屋があるが、こちらはカップルや家族向けの店舗が多く、出会いのチャンスは少ない。男女問わずひとり飲み客が集中するのが、南口徒歩10秒の南口飲屋街なのだ。おすすめの時間帯は、夜の21時以降。カップルやグループが減り、どの店もひとり飲みの客が増えてくる。
  

 焼き鳥屋、ザ・居酒屋からバー、スナックまで、約20店舗の飲食店がひしめき合う柳小路だが、出会いのために避けるべきなのは、グルメ人気のある「E」や「Y」などの焼き鳥屋。女性の単独客は多いが、店内で声を掛けられるような雰囲気は皆無だ。
  

 また、エスニック料理などで人気の「H」など、料理の美味さを売りにした店にも女性客は多いが、他のテーブルの客に声を掛けられるような構造になっていない。

 

 逆に、ぜひ攻めにいきたい店は、小料理屋らしいおもむきで、20代から60代までひとり飲み男女が訪れる、老舗店「A」だ。明るい店内には年配客も多く、とても男女の出会いがある場所には見えないが、西荻通の間では密かな出会えるスポットとして知られていてる。

 

 記者もこの店で、1年間になんと5人の女性との「オイシイ出会い」を体験した。自分以外にも、10組以上のカップル成立や、「ひと夜の恋」の誕生をじかに目撃した。店員いわく、「結婚まで行ったカップルも5組以上いる」そうで、婚活スポットでもある。

 

 この店のポイントは、「声を掛けやすい店の構造」と「優しいスタッフ」。1階は、テーブルなしの背中合わせカウンター2列のみというスタイル(2階はグループ用のお座敷)で、必然的にひとり飲みの客が集う。

 

 もちろん男性ばかりという日もあるが、そこはご愛敬。ひとり飲みをしていると、店員が頻繁に話しかけてくれ、勝手に他の客と会話をつないでくれる。

 

 もちろん、それだけで女性と上手くいく、ということではない。ほかの男性客や、店員とも親しくなっておくことで、女性客の警戒心が大幅に下がるのだ。

 

 この横丁では、ただ目の前の女性に突撃するのではなく、のんびりと男性客や店員と親交を深めることが、一番重要なポイントだ。実際、初見の女性でも、「どこどこでよく飲む」「誰々の知り合い」という共通ワードだけでグッと親しくなることができる。この近すぎる距離感は、中野や吉祥寺の横丁にはない、西荻窪独特のものだ。

 

 また、トイレの有無も大きな店決めのポイント。柳小路の飲み屋は、トイレがない店舗が多く、男女ともかなり不潔な公衆トイレを利用しなくてはならないケースも。

 

 だが「A」は、店内にトイレがあり、夜中の3時まで営業している。「西荻窪でじっくり飲みたい」女性が集まりやすい条件を満たしている。

 

 さらに、横丁内でハシゴする客が多い。いったん出て、間に別の店を挟み、再び同じ店に戻ってくるという行動パターンもよくある。つまり、いい出会いがなければ、店を出てからまた数時間後に戻ってくる、という動きを自然にやってしまえるわけだ。

 

 一方、「腰を据えて出会いのチャンスを待ちたい」という人には、真夜中に開店するカウンターBAR「P」がおすすめ。深夜だけに、酒に飲まれた戦死者を見受けることもあるが、総じてひとり飲みの女性が多い。

 

 ちなみに横丁から徒歩10秒の駅前にはラブホテルがあり、たとえ満室でも、徒歩3分の北口にもラブホがあるため、その後の展開に持ち込むための立地条件も最高だ。大志ある壮年たちに、酒場の幸運を。

 


【横丁データ/西荻窪・南口飲屋街(柳小路)】
●店舗数:約20軒
●女性層:20代~40中心
●男性層:30代~50代中心
●ポイント
・狙いめは個人経営の立ち飲み屋、照明が明るい店
・店主や男性常連客とのつながりが、かなり大切
・徒歩0分の立地に、ラブホテルあり

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