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40代記者の「東京ナンパ聖戦記」効率重視のハモニカ横丁
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2019.01.13 11:00 最終更新日:2019.01.13 11:00
歳を重ねるほどに合コンの機会がなくなり、女性との出会いが少なくなっていくのが、40を過ぎた男性の悩み。街コンなど出会い系パーティも、30代半ばまでがメイン層で、40代記者も、そういった場では完全に落ちこぼれだった。
残されたチャンスは、ミドル世代の出会い系パーティや既婚者合コンぐらい。でも、同世代以上の女性と出会うよりは、やはり「自力で」「自然に」「若い女性と」出会いたい。その志を胸に、40代もまだ戦える最後の場所を求め、戦い続けている。
少しでもみなさまの出会い活動に役立てればと、東京の飲み屋横丁で記者が体験した、女性たちとの「聖戦」をガチレポートする。自分で決めたルールはたったひとつ、「ひとり飲みの女性に声をかける」ということだけ。それではいざ、吉祥寺へーー。
いくらひとり飲みの女性と出会いたいとしても、やはり「西荻窪あたりで飲んでる女性はチョット」というわがままな人も多いと思う。なぜなら、西荻窪はご近所感覚で飲みにくる客が多いからだ。そういった方におすすめなのが、吉祥寺の「ハモニカ横丁」だ。
おしゃれにひとり飲みできるワインバーなどが多く、西荻窪とは明らかに客の雰囲気が違う。女性のファッションも、お出かけ感が増し増しといった印象だ。
また、成蹊大学と東京女子大が近くにあるせいか、大学生風の2人組女性も多い。中央線で1駅だけの距離なのに、西荻窪と吉祥寺の横丁は、明らかに別物だ。
吉祥寺駅北口から徒歩1分の立地にあるハモニカ横丁は、仲見世通り、中央通り、朝日通り、のれん小路、祥和会通りの大きな5つの通り(といっても、すれ違うのがやっとの狭い道)で構成されていて、さながら迷路のよう。
記者は、迷路のような横丁の構造を生かして、回遊魚的な動きで店移動をしていく作戦をとっている。
駅前から一番手前の仲見世通りに入り、店の雰囲気とそこで飲んでいる女性を物色しつつ、中央通り、朝日通り、祥和会通りの順にめぐると、同じ通りを引き返すことなくほぼ全店をチェックできる。そして、途中で一度、のれん小路を挟めばよい。
街中がにぎやかなこの横丁では、出会いを求めて単独女性のいる店を物色する「羞恥心」を抱くことなく、自由に店選びが楽しめるのもポイントだ。
横丁内には100店舗以上の飲食店があるが、中華料理店、コテコテの居酒屋、カフェ、2階にある店など声かけに適さない店は最初からスルー。ひとり飲み女性と出会えるのは、立ち飲みの路面店、「一の字」「コの字」「L字」などのカウンター路面店のみと考えていい。
具体例を上げると、カフェスタイルの「M」は、1階が立ち飲みカウンターのため、おすすめだ。ただしこちらは、ガラスで路面と仕切られていて、意外と声かけのための店内移動がしにくい。
居酒屋「H」や、ビアホール「A」などは声かけしやすい店だった。とりわけ「A」は、店の1階の立ち飲みカウンターで購入したワインを持って、2階のテーブル席に移動することができるよさがある。ある程度話した相手に、「ワイン1本買うので、ふたりで飲みません?」「ひとりじゃ1本飲めないので、一緒にどうですか?」などの声かけが、じつに有効だった。
また、5名も並べば満員になる立ち飲みワインバー「B」も、女性客が多くおすすめだ。あえてノーゲストのときから飲み始め、単独女性が来るのを待つのも楽しい。
ハモニカ横丁は、「恋人や仲間と楽しむ店」「ひとり飲みに来る店」が、同じ地区にありつつも、はっきり分かれている。初訪問でも、回遊しているうちにわかってくるため、効率よく女性に声かけできるのが最大の長所だ。
混雑した横丁の立ち飲み路面店でひとり飲みしている女性が、「誰とも話したくない」なんてことは有り得ない。そういう場で仲良くなった女性とは、「その先」に発展しやすい。仮に声がけで失敗しても、スマートに会計を済ませ、5本もある通りを回遊すればよいだけ。数の面の効率もいいのだ。
横丁から徒歩5分以内にラブホテルが多いのもこの場所の特徴だが、あえてここは「井の頭公園に行こう」という誘い文句も有効。冬はちょっと寒いが、ちょっと木々の匂いを嗅ぐ程度なら、ふたりの温度感と人肌恋しさを高めてくれる。大志ある壮年たちに、酒場の幸運を。
【横丁データ/吉祥寺・ハモニカ横丁】
●店舗数:約100軒
●女性層:20代〜40中心
●男性層:20代〜50代中心
●ポイント
・女子大生からOLまで、幅広い世代が集う飲み屋街
・オープンな立ち飲み屋が多く、声かけがしやすい
・近くにラブホテルが多数あり
・井の頭公園への散歩に誘うのも◎