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40代記者の「東京ナンパ聖戦記」相棒が必須の恵比寿横丁

ライフ・マネー 投稿日:2019.01.15 11:00FLASH編集部

40代記者の「東京ナンパ聖戦記」相棒が必須の恵比寿横丁

 

 歳を重ねるほどに合コンの機会がなくなり、女性との出会いが少なくなっていくのが、40を過ぎた男性の悩み。街コンなど出会い系パーティも、30代半ばまでがメイン層で、40代記者も、そういった場では完全に落ちこぼれだった。

 

 

 残されたチャンスは、ミドル世代の出会い系パーティや既婚者合コンぐらい。でも、同世代以上の女性と出会うよりは、やはり「自力で」「自然に」「若い女性と」出会いたい。その志を胸に、40代もまだ戦える最後の場所を求め、戦い続けている。

 

 少しでもみなさまの出会い活動に役立てればと、東京の飲み屋横丁で記者が体験した、女性たちとの「聖戦」をガチレポートする。自分で決めたルールはたったひとつ、「ひとり飲みの女性に声をかける」ということだけ。それではいざ、恵比寿へ。

 

 飲み屋横丁におけるナンパの「聖地」として、銀座コリドー街と並びメディアに紹介されることの多い恵比寿横丁。20代〜30代前半が主役と聞いていたが、意を決してピークタイムの金曜夜に、ひとりで初参戦。

 

 結果は……。読者諸兄には、記者の心のハチマキに刻まれている、中央線沿線の横丁で必勝の法則「勇気・努力・友情」が、はかなく散っていった様子を、正直にレポートする。

 

 恵比寿駅から徒歩1分程度の場所にある恵比寿横丁。13店舗の居酒屋が連なり、混雑時は相席必至のため、出会いのチャンスも多い。

 

 まず驚いたのは、入場制限。人気の「N」など、いくつかの店舗に行列ができ、それが外の路上まで連なっている。気楽に酒を飲む横丁に、行列して入るという矛盾に耐えつつ入店。

 

 満員のためか「相席でもいいですか?」と店員に聞かれる。密かに期待しつつ「いいですよ」と答える。通されたテーブルに待っていたのは、30代の男性2人組。まさかの花金に、男3人相席で飲みつつ、仕方ないので、この横丁の情報収集をすることに。

 

 相席相手は、恵比寿駅近くの会社に勤めるという、N(36)さんと同僚のF(32)さん。ナンパ目当てで恵比寿横丁によく来るという。彼らによれば、「この横丁で単独戦はまず無理」だという。

 

「ここがナンパの聖地といわれだしてから、ひとり飲みの女性が消えました。ひとり飲みの男性は、ナンパ目当てがバレバレなので、相席時などあまりよい対応を受けないんです」(Nさん)

 

 トイレに立つついでに、横丁内を観察すると、確かに男性一人客はいない。「聖地」というあだ名のおかげで稼いでいるくせに、「ナンパ禁止」という張り紙を張っている居酒屋まであった。

 

 記者が、ナンパ待ち美女がいないか物色していると、心なしか冷たい視線を向けてくる女性や店員たち……。ディスコ顔負けの密集状態に、若者特有のせわしない騒がしさもあり、臨場したときには昂ぶっていた戦意が、どんどん萎れていく。

 

「ここでは男2人であえて混んだ店に行き、相席待ちをするのがベストです。ギャンブルのようなもので、相手を選べませんし、女性が同席するとは限らないので、今日のように男性と相席になってしまうなんてこともよくあります(笑)」(Fさん)

 

 どうやら現在の恵比寿横丁は、狙った女性に声かけするよりも、ロシアンルーレット的な相席屋の様相を呈しているようだ。とてもじゃないが単独で「聖戦」はできそうもない。

 

 一方、女性2人組の客も、男性2人組とほぼ同数いたことを、最後の希望として記録に残しておきたい。恵比寿には頼れるバディと来るべし、だ。大志ある壮年たちに、酒場の幸運を。

 

【横丁データ/恵比寿・恵比寿横丁】
●店舗数:13軒
●女性層:20代〜40代中心
●男性層:20代から40代中心
●ポイント
・「出会いの聖地」として20代の男女が殺到……行列するほどか?
・混みすぎて運まかせの相席屋と化している
・必ず男の友人を連れて行くべし

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