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決して入るな「外貨建て・貯蓄型保険」資産増なんてムリライフ・マネー 2019.02.11

 

 15年間、保険の営業マンとして働き、内部事情を知り尽くした後田亨氏は、「保険は1万円を入れられたら3000円の手数料が引かれるATMのようなもの」と断言する。

 

 保険ショップや大手都市銀行などの窓口で、「予定利率の高さ」を理由にプッシュされる外貨建て保険だが、為替リスクや高い手数料はまったく考慮されていない。

 

 

「ドル建てなどで万一に備え、将来のための資産形成ができる」などが売り文句。最低保証利率3%といった数字を見て「お金が増える」と思いがちだが、そんな甘い話はない。

 

「初年度は年間保険料の数十%、その後も数%の手数料が引かれます。そんな条件下での運用が、有利なわけがありません。

 

 仮に30年後には、保険料の払い戻し率が120%といった試算がなされていても、それはあくまで外貨ベースでの120%。為替レート次第で、100%を切ることもあり得ます。

 

 そもそも保険会社は、円の金利が下がると貯蓄商品の保険料を値上げします。外貨での運用益はあてにならない、為替でチャラになりやすい、と認識している証拠でしょう」

 

「預金より有利」などと案内され、契約する人も多く、苦情が急増しているという。簡単にお金が増やせる話は、怪しいと思ったほうがいいのだ。

 

 保険が貯蓄代わりになったのは、金利が高かった1990年代半ばごろまでの話。いまの時代、保険で貯蓄をしようという考え自体が、ナンセンスだ。

 

 学資保険や個人年金などの「貯蓄型保険」にも同じことが言えるという。

 

「学資保険や個人年金は、お金の使い道、使う状況を演出して売っている保険の代表的なもの。ネーミングの妙です。たとえば学資保険は、『17年満期元本割れ期間つき国債』だったら誰も買わないですよね。『学資保険』だから売れるんです。

 

 貯蓄型保険は、子供が生まれてから17年後の進学時や、自分の老後などに満期金や年金が給付されるというものですが、そもそも図ったようにタイミングよくお金を増やせる方法なんて、誰も知っているわけがないんです。それがわかれば、お金の苦労なんてしません」

 

 ここで忘れてはいけないのが、保険の手数料は高いということ。

 

「保険で貯蓄を考えるより、個人向けの国債を買ったり、税制優遇のある『iDeCo』や、『つみたてNISA』で投資信託を利用するほうが合理的。保険は高コストだということを、肝に銘じましょう」

 


うしろだとおる
1959年生まれ。日本生命で10年間営業職を務た後、複数の保険を扱う代理店に転職。その後、独立。著書に『「保険のプロ」が生命保険に入らないもっともな理由』ほか

 

(週刊FLASH 2019年2月12日号)

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