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【食堂のおばちゃんの人生相談】43歳・食品業のお悩み

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2019.02.11 11:00 最終更新日:2019.02.11 11:00

「食堂のおばちゃん」として働きながら執筆活動をし、小説『月下上海』で松本清張賞を受賞した作家・山口恵以子。テレビでも活躍する山口先生が、世の迷える男性たちのお悩みに答える!

 

【お悩み/栄作さん(43)食品】

 

 2カ月くらい前から、我が家のねこが大声で鳴くようになった。エサをあげると治まるが、またすぐ鳴き始める。眠れないし、ご近所から虐待を疑われるんじゃないかと心配だ。どうすればよいだろう?

 

 


【山口先生のお答え】

 

 多分、お宅のねこちゃんは発情期なのだと思います。ねこの発情期は年2〜3回と言われていて、基本的には春と夏ですが、室内飼いや明るい商店街に住み着いたねこは、1年中発情期と言っても過言ではないそうです。

 

 ねこが興奮状態にあるときは、マタタビをエサに混ぜて食べさせると落ち着くと聞いたことがあります。でも、頻繁に繰り返すと、呼吸困難に陥る危険もあるそうです。

 

 結局、1番の対策は避妊・去勢手術になります。もし、まだお済みでなかったら、手術をお勧めします。今回、栄作さんのお悩みを伺ってあれこれ調べたのですが、ねこって本当に一筋縄ではいかない生き物ですね。

 

 実は野良生活のど根性で、先輩ねこボニー&エラを圧倒していた新入りのタマが、2018年末、ボニーに3日連続で襲われ、流血するほどのケガを負わされてしまったのです。タマは今、兄の部屋に引きこもって暮らしています。トイレも食事も部屋の中で、外に出ようとしません。

 

 ボニーが急に反撃に出たのが不思議でしたが、あれは発情期だったのですね。発情すると雄ねこは攻撃的になるんですって。早くボニーの発情期が終わってほしいです。

 


やまぐちえいこ
1958年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。就職した宝飾会社が倒産し、派遣の仕事をしながら松竹シナリオ研究所基礎科修了。丸の内新聞事業協同組合(東京都・千代田区)の社員食堂に12年間勤務し、2014年に退職。2013年6月に『月下上海』が松本清張賞を受賞。最新刊『おばちゃん介護道』が発売中

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